SILENT
2006/Japan/70min監督:柴山健次
出演:かでなれおん , 鈴木裕樹 , 平沢いずみ , 谷中啓太 , 長崎大 , 松本雅子
踏切でひとりの男が電車に跳ねられるという事故が起こった。その事故に遭遇した真理子はその日以来、何の前触れもなく耳が時折聞こえなくなる。なぜか恋人の悠とも連絡がとれず、降りかかった原因不明の症状に悩みながら過ごす日常。そして、決まって見える「知らない風景」。現実か、幻覚か。彼女は、音のない恐怖から逃れようとするが…。
- 煽り文句が“謎が謎を呼ぶ恐怖の新感覚スリラー”とあるので、何か新しい面白さを多少なりとも期待したのだが、少なくとも特に“新感覚”ではなかった。
- ジャケ写の雰囲気はホラー作品のようだが、そんな要素は全く無いサスペンス作品。
- 終盤で真実が明かされるまでの小一時間、過去の記憶の断片が踏切の警報音と共に頻繁にフラッシュ・バックするという内容の同じようなシーンが続く。小出しにしているとはいえ、同じシーンを使いまわしし過ぎてさすがにダレる。
- オチに至っても特に驚くような事はない。
- 少しネタバレとはなるが、キーポイントとなる場所が廃ビルである理由・説得力が全く無い。話ならそこら辺の路上で済む話ではないだろうか。そう言ったら元も子もないけど。
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