アイアン・クロス 最恐の十字剣

SIN REAPER
2011/Germany/91min
監督:Sebastian Bartolitius
出演:Helen Mutch , Lance Henriksen , Hazuki Kato , Patrick J. Thomas , Paulina Bachmann , Andrew James Porter , Adrian Rolf Tauss , Nicolai Tegeler , Nico Sentner , Alexander Kiersch , Jens Nier , Hanno Friedrich , Wolfgang Riehm , Laurenz Hoerr , Harald Demange

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アメリカ人美女:サマンサは、何年にも亘って、何かいわくのありそうな建物の中で、自分が殺される悪夢を見続けていた。そこで彼女は、悪夢に出て来る建物を絵にし、その絵を持って係りつけである精神科医:ホフマンを訪ねた。ホフマンはその絵の建物が、ドイツに存在する由緒ある修道院であることをつきとめる。彼女は悪夢を断ち切るため、ドイツの修道院へ向かう。そこで彼女は、衝撃の真実、そして狂気の殺人鬼と遭遇する・・・・。
(商品ページ より転載)

  • ドイツの殺人鬼もののホラー。
  • 鉄の仮面を被った殺人鬼を新たなホラー・キャラクターとして売り出したいらしく、確かにスマートなビジュアルに特殊な十字剣をもった殺人鬼は一見格好良くはみえるものの、“新たなるホラー・レジェンド”というほどのインパクトもカリスマ性も感じられない。
  • “アメリカ人美女:サマンサ”…そこはまぁ感性の違いというか、人の好みは違って当然ってところだ。
  • 何かありそうなのに登場シーンが少ないので、殺人鬼の正体は予想しやすい。
  • 悪夢が現実と重なるというきっかけが勿体無いほど目新しさがないストーリー運びな上に、やや重たく溜め気味の演出ではあるが、ここぞという見せ場ではしっかり盛り上げる。総じて凡百な作品で終ったのはちょっと残念。
  • 例えば脈絡無くランス・ヘンリクセンが乗り込んできて殺人鬼を圧倒的火力で血祭りとか、もう少し面白みの展開があるとよかった。

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