GRAVE ENCOUNTERS 2
監督：John Poliquin
出演：Richard Harmon , Leanne Lapp , Dylan Playfair , Stephanie Bennett , Howie Lai , Sean Rogerson , Arthur Corber , Ben Wilkinson
公式Facebook 公式サイト
かつて、実在する超常現象を追跡するリアリティ番組として人気を博した「グレイヴ･エンカウンターズ」。しかし、実際は視聴者を怖がらせるフェイク映像を撮り、ＴＶ演出によるただのヤラセ番組であった。あれから10年―。番組MCとして廃墟と化した精神科病院へ潜り込んだランス・プレストン他、番組スタッフが、その後行方不明になっているという事実を探りだし、その不可解な事件に興味を持ったアレックスという若手映像作家が現れる。映画学校でくすぶっていたアレックスは、当時の番組関係者の情報を集めようと動き出す。そんなある日、彼のもとに“死の番人”を名乗る者から謎のメールが届いた。
（商品ページより一部抜粋転載）
- 前作から約10年後、モキュメンタリー・ホラーとして大ヒットした１作目は実際の出来事だったとする、ちょっと捻った続編。
- コンセプト、テイストは『ブレア・ウィッチ２』に近いけど、中盤からの展開は素直に前作のパワーアップ版となっている。
- 作中に何度も触れている事から『パラノーマル・アクティビティ』と『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をかなり意識している様子。
- 前作で監督・脚本・製作総指揮・編集をこなした“ザ・ヴィシャス・ブラザーズ”（今作では製作総指揮・脚本・編集）とは、実はそこら辺にいるアルバイト大学生を適当に見繕っただけで実体は無い、などのセルフ・パロディが何だか面白い。
- サーモグラフィ・カメラがオナラを捉えるシーンは笑ったと同時にちょっと感心した。
- モキュメンタリーとしてのリアル感はそれほど重要視せず、どうせなら徹底的にＢ級感いっぱいにお化け屋敷的な娯楽作を作ろう、という雰囲気を感じる。
- ジャンル分けするならオカルト・ホラーに当てはまるけど、即物的な怖さより不条理な状況を愉しむタイプなので、怖くなくてがっかり、などと憤慨されてもお門違い。そうは言ってもゴーストの種類やオカルト現象は結構な数が用意されている。
- エンド・ロール後におまけ映像あり。必要性はそれほど感じないけど。
コメント