205 - ZIMMER DER ANGST / 205: Room of Fear
2011/Germany/98min監督:Rainer Matsutani
出演:Jennifer Ulrich , Andre Hennicke , Julia Dietze , Inez Bjorg David , Marleen Lohse , Hans-Uwe Bauer , Florian Jahr , Tino Mewes , Daniel Roesner
大学生になったカトリンは新生活を始めるため学生寮に引っ越した。しかし、彼女が入居した205号室はいわくつきの部屋だった。以前この部屋に住んでいたアニカが失踪したのだ。夜、カトリンがベッドに横になっているとパソコンが突然暴走し、アニカのビデオ日記が流れる。その日から彼女の周囲の人間が謎の死を遂げ始めるのだった…
(商品ページより転載)
- 元はデンマークで作られた『Kollegiet』という作品をドイツのライナー・マツタニ監督がリメイクしたオカルト・サスペンス・ホラー。この後、サム・ライミ監督率いるゴーストハウス・ピクチャーで更なるリメイク作を作る予定らしい。間に合ってます感でいっぱいだけど。
- 主役カトリン役ジェニファー・ウルリッヒの薄幸そうな表情はいい感じ。
- 影の主役であるアニカ役はどこかで見た別嬪さんだと思ってたら『アイアン・スカイ』のユリア・ディーツェだった。
- 後半からクライマックスの展開は誰もが『リング』を思い出すはず。ゴーストの表現を見るとどちらかと言えば『ザ・リング』の影響が大きいのかも。
- ミスリードを誘いたがっているような展開を経てのラスト・カットは色々と憶測を呼びそう。全てを彼女の妄想もしくは二重人格オチとするのは乱暴で無理があるし、絶対にそれでは辻褄が合わなくなる。そうは言っても前半で大人っぽい服を着るカトリンなどは明らかに別人格っぽかったし、父親が呪いの犠牲者となるのは不自然だしなぁ…などと混乱しているという事は、まんまと演出に嵌っているんだろう。
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