トータル・リコール

TOTAL RECALL
2012/USA/118min
監督:Len Wiseman
出演:Colin Farrell , Kate Beckinsale , Jessica Biel , Bryan Cranston , Bokeem Woodbine , Bill Nighy , John Cho , Will Yun Lee

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近未来。地球の表側には富裕層、裏側には労働者層が住み、世界は真っ二つに分断されていた。労働者たちは地球の“コア”を通って通勤し、機械のコマのように働いて搾取されるだけの日々。将来の希望も持てない彼らは、好みの記憶を買って自分の記憶に上書きすることで憂さを晴らしていた。ダグラス・クエイド(コリン・ファレル)もそんな労働者のひとり。美しい妻を持ちながらも、工場で働くだけの毎日にふと嫌気が差し、人工記憶センター“リコール社”を訪れる。彼が心に秘めた夢は“スパイ”。だが、記憶が書き換えられようとしたその時、突然、知らない自分が目を覚ました! これは一体どういうことなのか? 本当の自分の記憶はどこに・・・?自分さえも信じられぬまま、ダグは階級社会を覆し、世界の運命を変える戦いへと巻き込まれていく-。
商品ページより転載)

  • フィリップ・K・ディック原作、ポール・バーホーベン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で1990年に公開された『トータル・リコール』を、レン・ワイズマン監督、コリン・ファレル主演でリメイク。
  • またしてもレンタル版はTSUTAYA独占。
  • ここで『ブレード・ランナー』的なアジアン・テイストたっぷりの未来描写を見るとは思わなかった。
  • 検問所のシーンではちょっとしたお楽しみシーンあり。演じる人も同じ人。
  • 監督は嫁に活躍させすぎ感もあるけど、ケイトさんなら仕方が無い。
  • 何だか妙にジェシカ・ビールが“いい女”に見える。
  • ミュータントは登場しないし、そもそも火星にも行かない。“鼻穴”“割れる顔”“腹にもう一人”など、前作で象徴的だったシーンやごった煮感をばっさりと切り捨てる思い切りの良さのおかげで、ストーリーとしてはすっきりしてわかりやすくなり、これはこれでありだとは思う。ただ、やっぱりちょっと物足りなさは残る。そこまでするなら、胸3つのお姉さんも要らなかったかも。

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