遊星からの物体X ファーストコンタクト

THE THING
2011/USA , Canada/103min
監督:Matthijs van Heijningen Jr.
出演:Mary Elizabeth Winstead , Joel Edgerton , Adewale Akinnuoye-Agbaje , Ulrich Thomsen , Eric Christian Olsen , Trond Espen Seim , Paul Braunstein , Kim Bubbs , Jorgen Langhelle , Jan Gunnar Roise , Stig Henrik Hoff , Kristofer Hivju , Jo Adrian Haavind

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どこまでも雪と氷が広がる南極大陸。 考古生物学者ケイトは、氷の中で発見された、太古の昔に死んだと思われる生命体の調査のため、ノルウェー観測隊の基地へと降り立った。 しかし、“それ”は、まだ生きていた。調査の中、ケイトたちが解き放った物体は、狙いをつけた生物の体内に侵入、細胞を同化して、その生物になりすまし、自らの生存のため人間同士を争わせようとする宇宙からの生命体だったのだ。そしてケイトと12人の観測隊員たちは、氷に閉じ込められた南極基地の中で、突如人間から変形して襲いかかる“それ”の恐怖と、誰が“それ”に乗っ取られているのかすら分からない疑心悪鬼に巻き込まれていく…。
商品ページより転載)

  • 1982年公開『遊星からの物体X』の3日前を描いたSF・アクション・ホラー。よくあるパチモンではなく、正統な前日譚。
  • プリクエルとは言っても、ほとんど『~X』のリメイク作と言ってもよい内容。展開的には少し『エイリアン』を思い出すところもあり、度々既視感が襲ってくる。ただ、全て『~X』へと繋がる辻褄合わせは見事。
  • “誰が人間ではなくなったのか”を判定するため口を開けさせるシーンでは息が詰まるような緊張感が続く。この感覚こそ『~X』の醍醐味。
  • 当然だが、クリーチャーは『~X』ではアナログ感いっぱいだったものが、今作ではCGIの恩恵を受けて随分と派手に動き回るものとなっている。
  • この手のSF作品を観る度に思うけど、あんなクリーチャーがあれほどの飛行物体を作って操縦出来るようには思えない…というのはこの手のSFもので禁句か。
  • ケイト役メアリー・エリザベス・ウィンステッドは『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』の印象が強かったので、いつ髪の色を変えのるかと思いながら観ていた。変える訳ないけどな。

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