暴動・オブ・ザ・デッド

PORTRAIT OF A ZOMBIE
2012/Ireland/86min
監督:Bing Bailey
出演:Geraldine McAlinden , Rory Mullen , Patrick Murphy , Todd Fletcher , Sonya O'Donoghue , Paul O'Bryan , Steven Neeson , Sara Eavan , Gerry Shanahan , Diane Jennings , Ciaron Davies , Neill Fleming

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20XX年アイルランド・ダブリン。謎のウィルスが発生しマーフィー家の長男ビリーがゾンビ第1号となった。ビリーを溺愛する両親は自宅で一緒に生活をするが、それが仇となり近所の人々が大量にゾンビ化!ギャングがゾンビ退治に乗り出し、町は日常生活とゾンビの脅威が共存する危険地帯と化していた。そんな中、野心家の映画監督が製作チームを率いてマーフィー家の取材にやって来たことが発端で、町は一触即発の状態になってしまう。ゾンビ対住民、外道どもの運命はいかに!?
商品ページより転載)

  • アイルランドのゾンビ・ホラー。
  • 何はともあれこの邦題は凄いセンス。一周廻って有りかもという気になってくる。確かにクライマックスで暴動というか「ゾンビは出て行け」的なデモ行進を行っていたけど…。
  • 半ドキュメンタリーっぽい作りにはなっているものの特に拘りはないらしく、場面毎に主観映像と客観的な映像が切り替わっていく。
  • インタビュー・シーンが大半を占める作りなので動きの少ない映像が多く、またそのインタビュー・シーン自体に面白みがないので、全体的に退屈気味。
  • 内容としては、一見すると倫理的な問題を提起してるようだけど、実は単に駄目人間しか登場していないだけの話。
  • ゾンビ・メイクはカラー・コンタクトの依存度が高い気もするけど、特殊メイク自体の質は高く、充分に不気味さを感じる。お食事シーンなどのゴア描写は、数としては少なめだけど必要以上に見せてくれる。
  • 作中の映画監督がどんどん精神的におかしくなっていく過程をもう少し丁寧に描いたらよかった…かも。

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