STRIPPERLAND
2011/USA/100min監督:Sean Skelding
出演:Benjamin Sheppard , Jamison Challeen , Maren McGuire , Ileana Herrin , Daniel Baldwin , Linnea Quigley , Lloyd Kaufman , Boyd Banks , Hank Cartwright , Thom Bray
謎のウイルスが蔓延し、ほとんどの女性がストリッパーゾンビになってしまった世界。アメリカ合衆国は、まさにストリッパー・ゾンビ合衆国<ランド>と化した。独自のストリッパー対策ルールを駆使し、生き残ったオタク青年“アイダホ”は、ぶっきらぼうだがゾンビハンティングに長けたマッチョカウボーイ、“フリスコ”、“バージニア”と“ウエスト”の美人姉妹と出会う。4人はともにケーキ作りの名人だという姉妹の祖母が住むポートランドを目指して、大陸横断の旅に出るのだが…。
(商品ページより転載)
- 基本的な設定とストーリー・ラインを『ゾンビランド』からそのまま頂いたゾンビ・ホラー。
- 煽り文句に“究極のセクシーホラー・エンタテインメント”とあり、一見するとエロ・グロ作品っぽいけど、エロ度の方はセクシーな下着姿のゾンビお姉さんがうろうろする程度。その分、グロという程ではないにしても人体破壊シーンは豊富。造形は安っぽいながらエグい事を平然と見せてくれる。
- ゾンビは結構な数が登場し、そのゾンビ・メイクも手がかかっている感じ。ほぼ一瞬ながら妊婦ゾンビの登場は衝撃的。
- 特別出演扱いのロイド・カウフマンは相変わらずいい人だ。
- 『ゾンビ』『死霊のえじき』などの成分も上手く取り入れているあたりにゾンビ愛を感じる。
- 絶体絶命のピンチに颯爽と登場するグランボ役は『バタリアン』で赤毛のパンク女トラッシュ役を演じたリネア・クイグリー。ストリッパーつながりか?
- 『ゾンビランド』ほど面白みはないのはパロディものなので当然。ストリッパーがゾンビになるというのは『ゾンビ・ストリッパーズ』(『SVZ ストリッパーVS.ゾンビ』ってのもあるけど)が既にあるし、女性だけがゾンビ化するというのも『ゾンビハーレム』で経験済み。ただ、B級に徹した軽快な語り口で嫌味がない仕上がりになっていて、緩いゾンビものとしては悪くない出来。
コメント