JOHN DIES AT THE END
監督：Don Coscarelli
出演：Rob Mayes , Chase Williamson , Paul Giamatti , Clancy Brown , Glynn Turman , Doug Jones , Fabianne Therese , Allison Weissman , Jonny Weston , Helena Mehalis , Maria Mehalis , Daniel Roebuck
公式サイト
異次元から現れた、100万種の侵略者―――。
人間に特殊能力を授けるという謎のドラッグ、“ソイソース”を摂取したジョン。彼はドラッグの力で、見えるはずのない異次元の存在を目にするようになり、その恐怖に悩まされていた。そんなジョンから相談の電話を受けた親友のデヴィッド。「侵略者が部屋にいる」というジョンの話に呆れながらも、しぶしぶ彼の部屋を訪れると、そこで見たこともないような巨大な蜘蛛型クリーチャーが天井を這う姿を目撃する。一体何が起きているのか…、半信半疑のまま、怯えるジョンを外へ連れ出したデヴィッド。だが、彼らを追いかけるように、異次元からやってきた様々な姿形のクリーチャーたちが、次から次へと襲い掛かってくるのだった…。
（商品ページより転載）
- 『ファンタズム』のドン・コスカレリ監督によるSF・ファンタジー・ホラー。
- ドラッグがキーアイテムとなっているので、クリーチャーが登場しているかと思えば、次に相手にしてるのはゴースト、一足先に事態を把握した友人とは壊れた携帯電話の変わりにホットドッグで連絡を取り合ったりと、次に何が起きるか、どんな展開になるのかが全く読めない。
- 程良く下劣・下品だったり、スカした笑いを入れてみせたりして抑揚を付けつつ、話の筋道自体はしっかりと通っていて、最終的にきちんとした結末を迎えるあたりに監督の構成力の高さを感じる。
- 首切断などストレートで高い残酷描写が多めではあるけど、それほど後に残らない。
- ペイントボール銃＋プロパン・ボンベの火炎銃、聖書を巻いた釘バットなどちょっとした小道具も楽しい。
- このノリが持続出来るなら、２クールぐらいのＴＶシリーズとして観てみたいかも。
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