猿の惑星 創世記

RISE OF THE PLANET OF THE APES
2011/USA/106min
監督:Rupert Wyatt
出演:James Franco , Andy Serkis , Freida Pinto , John Lithgow , Brian Cox , Tom Felton , David Oyelowo , Tyler Labine , Jamie Harris

現代のサンフランシスコ。製薬会社ジェネシス社の研究所に勤める若き神経科学者、ウィルが実験のためアルツハイマー病の新薬を投与した一匹のチンパンジーが驚くべき知能を示した。ところが、そのチンパンジーは突如暴れ出した挙句、射殺されプロジェクトは中止されてしまう。ウィルは生まれたばかりの赤ん坊を自宅に連れ帰り、“シーザー”と名付けて育てることに。3年後、すくすくと育ったシーザーとウィルとの間には本物の人間の親子のような強い絆が生まれており、同時に特殊な遺伝子を受け継いだシーザーは、類まれな知性を発揮し始めていく。しかし、ある事件がきっかけで、シーザーは人間の愚かさに失望してしまうのだった。そして、失望は地球上の生物の進化の概念を覆す「壮大な闘い」の序章へとつながっていく……。
商品ページより転載)

  • 『猿の惑星』の前日譚。
  • 旧シリーズやリメイク版の『PLANET OF THE APES/猿の惑星』では猿は特殊メイクで表現されていたが、今作ではほとんどWETAデジタルのCGIとなっている。シーザーくんのモーションを演じるのはゴラム役などでお馴染みのアンディ・サーキス。
  • 何はともあれ、シーザーくんはイケメン。話が進むにつれどんどん深刻で怒りを伴う表情に変化していくのが印象的。
  • 旧シリーズの『猿の惑星』を観ていると、作中のニュースで火星探査中に消息を立った宇宙船イカルス号というのは1作目でジョージ・テイラーが乗船している宇宙船の事だとか、最後にウイルスに侵されたパイロットの向かう先が1作目の象徴的で衝撃的なニューヨークであるとか、あちこちに仕込まれているネタがわかって面白さが増す。
  • トム・フェルトンは嫌な奴役を演じるのを止めた方がいいフォイ。
  • 『スラムドッグ$ミリオネア』『インモータルズ 神々の戦い』などのフリーダ・ピントーがいい感じにエロい。
  • この後、更に『Dawn of the Planet of the Apes』が2014年に公開予定となっている。その間を繋ぐWebコミックBEFORE THE DAWNも公開されている。

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