ワイルド・スピード EURO MISSION

FAST & FURIOUS 6
2013/USA/130min
監督:Justin Lin
出演:Vin Diesel , Paul Walker , Dwayne Johnson , Jordana Brewster , Michelle Rodriguez , Tyrese Gibson , Sung Kang , Gal Gadot , Ludacris , Luke Evans , Elsa Pataky , Gina Carano , Clara Paget , Kim Kold , Joe Taslim , John Ortiz

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強盗団の元リーダー、ドミニクと相棒ブライアン、そしてドミニクの妹でブライアンのパートナーでもあるミア。 祖国アメリカを追われたものの、ミアが無事に出産を終え、新たな家庭が築かれたことで、逃亡先の南洋の地は彼らの楽園になると思われた……。
 6か月後、モスクワで重要機密が盗まれた。犯人はロンドンを根城にする元エリート軍人ショウとその一派。アメリカにその魔の手が迫ることを警戒していたFBIの特別捜査官ホブスは一味のひとりを拘束したものの、計画の全貌を知るショウの追跡に手こずっていた。凄腕のワルを捕まえるには、凄腕のワルを投入する他に手はない……ホブスが白羽の矢を立てたのは、かつてブラジルで共闘したドミニクとそのチームであった。

商品ページより一部抜粋転載)

  • 6作目まで来たカー・アクション・シリーズ。今回は邦題通りに欧州全般が舞台となっている。
  • 監督はこれで4作連続となるジャスティン・リン。
  • ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー他お馴染みの面子に加えて前作から登場しているホブス役ドウェイン・ジョンソンもすっかり作品世界に溶け込んでいる。
  • アクション・シーンはここに至ってますます派手になり、特にカー・アクション・シーンではとうとう砲撃しまくる戦車とのカー・チェイスまで見せてくれる。それで終わらず、クライマックスでは大型輸送機とまでカー・チェイスを繰り広げて見せ、その迫力と緊張感、それに爽快感は次作以降でこれ以上盛り上げるにはどうする気なんだと余計な心配をしてしまう程。
  • ストーリー面もシリーズを通してのテーマとなっている“仲間・家族”を描き切ってみせ、満足度は高め。
  • ドムのダッジ・チャージャー・デイトナとレティのジェンセン・インターセプターという渋い車種によるストリート・レースがあったのは良かったけど、日本車の登場がどんどん少なくなっているのは寂しさを感じる。ブライアンがGT-Rを駆る姿をもう少し多く見たかった。
  • 他車をふっ飛ばしながら激走するフリップ・カーのアイディアとデザインが秀逸。横方向にスライド走行も出来る挙動も含めてえげつな過ぎる。
  • 大団円を迎えた本編終了後に『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』へと繋がる重要なシーンが始まり、そこにはついにあの“最強ドライバー”の姿が映し出される。またしても次作に期待は高まる一方。

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