TEXAS CHAINSAW 3D
監督：John Luessenhop
出演：Alexandra Daddario , Dan Yeager , Trey Songz , Scott Eastwood , Tania Raymonde , Shaun Sipos , Keram Malicki-Sanchez , James MacDonald , Thom Barry , Paul Rae , Richard Riehle , David Born , Sue Rock , Marilyn Burns , Bill Moseley , Gunnar Hansen
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1973年8月18日テキサス―友人たちがチェンソーを振り回し、人の皮を被った大男とその家族に殺されたと若い女性の通報が入る。駆けつけた保安官と暴徒と化した町の男達に屋敷に火を放たれ殺人一家は抹殺。これで悪夢は終わったかと思われた―。一人残された赤子とレザーフェイスをのぞいては…。
現代。大人に成長した、その赤子ヘザーはスーパーの精肉店で働いていた。彼女の元に亡くなった祖母からの遺産相続の通知が届く。自身のルーツを探る好奇心にかられ、彼女は恋人のライアンや仲間たちと屋敷に向かう。ハロウィンの日、弁護士から祖母の指針と屋敷の鍵を受け取ったヘザーたちは、譲り受けた大邸宅に足を踏み入れるのだが…。
（公式サイトより転載）
- ホラー映画界において最重要作品に位置する『悪魔のいけにえ』から40年を経て製作された続編。
- 『悪魔のいけにえ２』以降やリメイク版、『テキサス・チェーンソー ビギニング』とも絡むことなく、全く仕切り直す形で惨劇の直後から始まる。パラレル・ワールドと思えば少しは気が済むかもしれないけど、長年のファンにとってはすぐには受け入れ難いはず。
- 主演は『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のアレクサンドラ・ダダリオ。レザーフェイス役はダン・イェーガー。ガンナー・ハンセン、ビル・モーズリー、マリリン・バーンズもチラっと出演。
- 劇場公開時は3D作品として公開され、その邦題は『飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』とされていた。そういった邦題を付けるセンスやノリは違うんじゃないかと思う。
- 1973年から20数年後が舞台のはずなのにiPhoneが登場するような設定の穴があるのは残念。
- スプラッタ・シーンは思ったよりも控え目。顔の皮膚を剥がすシーンが多少目立つぐらい。
- 今作ではレザーフェイスの本名がジェド（ジェディダイア）・ソーヤーとなっている。２作目ではババ・ソーヤーだったし、リメイク版ではトーマス・ブラウン・ヒューイットだった。本名の設定ぐらい統一しろと思う。
- ホラー・ヒロインに相応しいアレクサンドラ・ダダリオの怯え顔以上に胸が気になるのは仕方が無いところ。サービス・カット的なものもあるし…。
- 主人公の名前がヘザー、カーニバルがある、敵対者が味方になる、３Ｄ作品など、実は『サイレントヒル:リベレーション』と重なるところが多い。
- 誰がどう作ろうとも元作を超える作品など作れない事がはっきりしている以上、過剰な期待は禁物ではあるけど、ソーヤー家の血縁関係に目を付け、全くの犠牲者側とは言えない立場の視点で描かれる展開は意外と面白みが有る。
- スタッフ・ロール後にお楽しみシーンあり。
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