ディアトロフ・インシデント

THE DYATLOV PASS INCIDENT
2012/USA , UK , Russia/100min
Renny Harlin
Holly Goss , Matt Stokoe , Luke Albright , Ryan Hawley , Gemma Atkinson , Nikolay Butenin , Nelly Nielsen , Valeriy Fedorovich

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1959年ソビエト時代、スキーでウラル山脈を越えようとした9人の登山グループが遭難。その後捜索隊に発見された遺体の5体は極寒の中ほぼ裸体で、そのうち数名は激しく外的損傷を受けていた。残り4遺体は数ヶ月後にキャンプ地から離れた崖下の雪中から発見、中には舌が失われていたものまであった。さらに犠牲者の着衣から高濃度の放射能が検出、事故現場から半径数キロ圏内では数ヶ月間に謎のオレンジ色の光源の目撃談が相次ぐなど不可解な謎が多く、当時の政府からは調査結果が公表されないままソ連時代の崩壊を迎え、「ディアトロフ峠事件」は人々の記憶から忘れ去られつつあった。
今、その謎を解明すべくアメリカの5人の学生が動き出す。そして彼らは、決して踏み込んではならなかった「世界で最も近づいてはならない」ディアトロフ峠の現場へと辿り着く…。

商品ページより転載)

  • 1959年のソ連ウラル山脈で実際に起きたディアトロフ峠事件を題材にしたレニー・ハーリン監督によるサスペンス・ミステリー・ホラー。
  • ファウンド・フッテージ(※第三者によって発見された(found)未編集の映像(footage)wikipediaより)の体裁となっている。
  • 基本的に冬山登山がメインなので地味な映像が続くけど、それほど退屈はしない。
  • オカルトものかUMA系のような流れで始まり、終盤に近づくにつれてエイリアン系が濃厚になり、実は…という驚愕の展開が待っていた。
  • さすがにそのオチは読めなかったけど、後になって前フリ、伏線がきっちり用意されていたことに気付かされるという組み立てが絶妙。
  • オチだけみると「そんな馬鹿な」となるけど、『月刊ムー』の発売を楽しみにしているようなオカルト好きなら割と良い落とし所だと思えるかも。

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