S.W.A.T.vsデビル

ASYLUM
2014/USA/93min
監督:Todor Chapkanov
出演:Stephen Rea , Bruce Payne , Jason Wong , Caroline Ford , Hristo Shopov , Steve Toussaint

外界から隔離された精神病棟で、大規模な暴動が発生!通報を受けた警察は、あまりに陰惨な現場の状況を察知し、S.W.A.T.の出動を要請。同時に、ベテラン交渉人マガヒーが、暴徒たちを鎮めるために派遣された。しかし、到着した彼らが目にしたのは、想像を絶する、地獄のような光景。電気も消え、不気味に静まり返った病棟に響くのは、この世のものとは思えない、悪魔の咆哮だった…。1人、また1人と、姿を消して行くS.W.A.T隊員。生きてこの場所を抜け出すため、マガヒーと戦闘エリート達による、正体不明の敵との全面戦争が始まる!!
商品ページより転載)

  • スワットと悪魔達との戦いを描いた作品…のラッシュ・フィルムを編集2人のコメンタリーと共に観る、という斬新な作品。決してメタフィクション映画ではない。
  • 出演はスティーヴン・レイ、ブルース・ペイン他。
  • 確かに作中映画は作品解説文の通りの内容ではあるけど、VFX類は文字指定のみ、未撮影、絵コンテは当たり前というもので、トータルで見た場合は騙された感が強い。
  • 時折、配給会社内にシーンが移り、何故会議に出ないのかだの女性スタッフへの告白だの、実にどうでも良いやりとりが展開される。挙句、社長が脅迫と獣姦、郵便配達人偽装の容疑でFBIに逮捕されてたけど、そのエピソードは必要だったのか。
  • 編集2人のツッコミは割と的確ではある事は認めるけど、正直なところ邪魔臭い事の方が多い。
  • 作中映画、コメンタリー・パートともブツ切りで終わる。作中映画自体のオチは付いているのが救い。
  • 実のところ、作中映画の構成自体はそれなりに面白みがあり、きちんと仕上げられていないのが残念でならない。途中でバジェットが尽きた挙句の苦肉の策なんだろうか。

コメント