テーター・シティ 爆・殺・都・市

TAETER CITY
2010/Italy/73min
監督:Giulio De Santi
出演:Monica Munoz , Riccardo Valentini , Wilmar Zimosa , Santiago Ortaez , Giulio De Santi , Christian Riva , Luise Di Stefano , Pierluigi Nitas , Enrique Sorres , Saveriq Gittari , Sabriel Munoz , Marzia Maghi

公式サイト

近未来のとある街:テーター・シティは、シード・システムと呼ばれる装置で管理されていた。そのシステムとは、ある電波を街中に流すのだが、その電波は犯罪者に対してだけ反応し、その本性が自殺衝動に変わり自殺へと追い込むもの。そしてここからがスゴイ。その遺体を警察が回収し、遺体解体場に運ばれる。そこで遺体は安全な食用の肉に加工され、バーガーのパテとなる。そしてハンバーガーとして売り出され、その街の人々の食料となっていく。この異常なリサイクルシステムこそシード・システムなのである。このシステムを残酷なアニメーションを用いてCMを制作し、そのCMをテーター・シティ中に流して、この街は安全であるという宣伝をしているから異常この上ない。
商品ページより一部抜粋
転載)

  • 『アダム・チャップリン』のデ・サンティ兄弟が経営するイタリアの映画制作会社NECROSTORM作品。
  • テーター・シティという街では犯罪者を特定の電波(ジード・システム)で自殺へ追い込み、その遺体を食用に加工して消費されている…訳がわからない。
  • 監督・製作・脚本のジュリオ・デ・サンティは、ジード・システムが効かず、逆にパワーアップしてしまったミュータント殺人鬼トレバー・コヴァルスキー役も熱演。メイク要らずで怖い顔のお方。
  • 頻繁に挿入される人肉使用の“テーター・バーガー”のCMは割と邪魔臭い。
  • 全編に亘って血飛沫、肉塊、内臓が飛び散ってばかりいる、人体損壊描写の限界に挑むかのような強烈なゴア描写が見ものの作品なので、それなりのグロ耐性が無いなら観ない方が懸命。
  • 顔面をチェーンソーで切断するシーンなど、どうやって撮ったのか知りたいショットが多い。
  • 『アダム・チャップリン』での北斗百烈拳ネタに続き、一応ヒロイン格(のはず)のバイカー警官レイザー(所々で巨乳を強調する)が指先からレーザー・カッターが出るグローブを武器に犯罪者を成敗する姿がまるで南斗水鳥拳のよう。
  • もしかしてジード・システムの“ジード”は『北斗の拳』で最初に北斗百裂拳を喰らったジード様から頂いたんだろうか。
  • エンド・ロールの最後に『TAETER CITY2』の文字が…。

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