ダリオ・アルジェントのドラキュラ

DRACULA 3D
2012/Italy , France , Spain/110min

監督:Dario Argento
出演:Thomas Kretschmann , Marta Gastini , Asia Argento , Unax Ugalde , Miriam Giovanelli , Rutger Hauer , Maria Cristina Heller , Maria Cristina Heller , Augusto Zucchi , Franco Ravera , Francesco Rossini , Giovanni Franzoni

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ジョナサン・ハーカーは妻・ミナの友人であるルーシーにドラキュラ伯爵の家での図書館司書の仕事を紹介してもらうため、パスブルクという小さな村を訪れる。数日遅れてミナもパスブルクに到着しルーシーの家に行くのだが、夫は数日間戻って来ないことを知る。実はそれはドラキュラ伯爵がミナを手に入れるための罠であり、さらにルーシーとタニアを仲間にし、ミナを伯爵邸へと誘い込む。一方、村で不思議なことが相次いでいたことから噂を聞きつけ、ドラキュラ伯爵の宿敵でもある吸血鬼専門研究者ヴァン・ヘルシングが現れる。ミナをドラキュラ伯爵から守るため、村の平和を守るため、ヴァン・ヘルシングはドラキュラ伯爵との戦うのだった。
(公式サイトより転載)

  • 監督:ダリオ・アルジェント、音楽:クラウディオ・シモネッティのコンビによるゴシック・ホラー。アーシア・アルジェントもしっかりと出演。
  • 元は3D作品だけど、日本では劇場公開時もソフト化の際も2Dのみとなっている。。
  • ドラキュラ伯爵様役はトーマス・クレッチマン。『ブレイド2』ではヴァンパイアの大君主ダマスキノス役だった人。少しベラ・ルゴシっぽい雰囲気(気のせいレベル)があって悪くない。
  • ダリオさんがスタンダード・ホラーの代表のような“ドラキュラ”を撮った事自体が意外。フクロウなど他ではあまり見ない生物に変身させたり、スプラッタ・シーンに“らしさ”は見えるものの、本筋自体におかしな改変や独自解釈もなく、きっちりと古典ホラーを撮り上げている。
  • でもやっぱり巨大カマキリは無いよな…。
  • 衣装やセット、ロケーションはゴシック的雰囲気が充分だけど、所々で使われているCGIの質があまり高くないのは残念。
  • 出演している女優さんがもれなく別嬪さんばかり。特にミナ・ハーカー役マルタ・ガスティーニの今後が楽しみ。
  • ヴァン・ヘルシングを演じるルトガ―・ハウアー激渋。やっぱり漢前。そういえば『ドラキュリアIII 鮮血の十字架』ではドラキュラ伯爵様役を演じていた過去あり。

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