セクター5[第5地区]

TRUE BLOODTHIRST / VAMPYRE NATION
2012/USA/86min
監督:Todor Chapkanov
出演:Andrew Lee Potts , Neil Jackson , Heida Reed , Ben Lambert , Ewan Bailey , Claudia Bassols , Roark Critchlow ,

人類と吸血鬼が共存する近未来。ブカレストの吸血鬼居住区[第5地区]で、残虐な殺人事件が発生。捜査を開始した刑事のデリックスは恐るべき事実を知る。闇取引されている汚染血液により、突然変異した凶暴な新種の吸血鬼が誕生、暴走していたのだ。デリックスは、吸血鬼ハンターのハーカー、ヴァンパイア一族のニコライとチームを結成。制御不能のモンスターを倒すため、[第5地区]の深部へと潜入してゆく。生き残るのは人類か?吸血鬼か?それとも“第3の種”なのか?壮絶なサバイバル・バトルが始まる!
商品ページより転載)

  • 人間と吸血鬼が共存している近未来を描いたヴァンパイアもののSF・アクション。
  • 監督は後にある意味で問題作の『S.W.A.T. vs デビル』を撮るトドール・チャプカノフ。
  • 出演は『ハイスピードレーサー』などのアンドリュー・リー・ポッツ、『ブレイド ブラッド・オブ・カソン』などのニール・ジャクソン、他にハイダ・リード、クローディア・バソルス、ベン・ランバート、ユアン・ベイリーなど。
  • 人間も吸血鬼も襲う突然変異体が現れる、ヴァンパイア・ハンターが共通の敵を倒すため敵である筈の吸血鬼と手を組む、などの設定から軽く『ブレイド2』を思い出す。
  • 割りと簡単に仲間が退場していく。ハーカーの彼女カチャは美人だったけど結局大した活躍もないまま…。
  • 映像は当然ながらあらゆるところでCGI全開。質はそれほど悪くない。
  • 作品性自体に色々と既視感があり、ストーリーは結構場当たり的気味にも見え、アクション作品にしては派手さが圧倒的に足りない。しかし、演出力のおかげか何故だか最後まで見届けたい雰囲気がある。纏め方もすっきりとして良い感じ。

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