GODZILLA
監督：Gareth Edwards
出演：Aaron Taylor-Johnson , 渡辺謙 , Elizabeth Olsen , Bryan Cranston , Juliette Binoche , Sally Hawkins , Carson Bolde , CJ Adams , David Strathairn , Richard T. Jones , Victor Rasuk , Patrick Sabongui , Andy Serkis
公式サイト 公式サイト 公式facebook
1999年、日本。原子力発電所で働くジョーは、突如として発生した異様な振動に危険を感じて運転停止を決意。だが、振動は激しさを増して発電所は崩壊し、一緒に働いていた妻サンドラを亡くしてしまう。それから15年後、アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォードは、日本で暮らす父を訪ねる。原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れた二人は、そこで思いも寄らぬ光景を目にする。
（シネマトゥデイ 作品紹介ページより転載）
- 『ゴジラ(1954)』のハリウッド・リブート作。
- 監督は『モンスターズ／地球外生命体』のギャレス・エドワーズ、出演：アーロン・テイラー＝ジョンソン、渡辺謙、エリザベス・オルセンなど。ゴジラのモーション･キャプチャー・アクターとしてアンディ・サーキスが参加している。
- 主人公格のフォード・ブロディとその妻エル・ブロディを演じたアーロン・テイラー＝ジョンソンとエリザベス・オルセンは『アベンジャーズ：エイジ・オブ・ウルトロン/Avengers: Age of Ultron』でクイックシルバーとスカーレット・ウィッチとして共演する。
- 今回のゴジラで賞賛を浴びていた事の１つに芹沢猪四郎博士役の渡辺謙さんがゴジラを「ガッズィーラァ」じゃなくて「ゴジラ」と発音する事に拘ってくれたというのがある。そうなんだよ、“ゴジラ”なんだよ。ちなみに「大戸島の伝説の怪獣『呉爾羅』」が由来という設定らしい。ついでにもう一つ言えば、“芹沢猪四郎”と言う名前は初代ゴジラに登場する芹沢大助博士とゴジラシリーズの監督を務めた本多猪四郎さんに由来するもの。
- ゴジラ対ムートー（M.U.T.O.：Massive Unidentified Terrestrial Organism（未確認巨大陸生生命体））として怪獣同士の戦いという怪獣映画の王道的展開を見せてくれた事は大正解。
- 今回のゴジラのビジュアルはオリジナルに近いものの、出自などの設定は大幅に変更されている。第二次大戦後の米ソの核実験と思われていたものは、ゴジラを抹殺する為の攻撃だった、という設定が面白い。
- ムートーのデザインは三角形の頭部からギャオスっぽいイメージがある。全体的なシルエットからは某HAKAISHAも連想させる。
- ゴジラの全貌が確認できるまで開始から１時間以上引っ張るのは焦らし過ぎ。
- 相対的に見たら、結果的にゴジラは人類の味方だったというオチは嬉しいところ。
- ありえないけど、もしギャレス・エドワーズ監督とギレルモ・デル・トロ監督と組んで『パシフィック・リム』のイェーガー対ゴジラとか実現したら興奮で鼻血が止まらなくなる自信がある。
- 本作と比較されてしまうローランド・エメリッヒ監督作の1998年版『GODZILLA』はますます酷評を浴びているけど、確かに“ゴジラ”ではなかったものの、KAIJYUが出る娯楽作品としては面白かったよなぁとは思う。
コメント