SPARKS
監督：Todd Burrows , Christopher Folino
出演：Chase Williamson , Ashley Bell , Clancy Brown , Jake Busey , William Katt , Marina Squerciati , Clint Howard , Scott Rinker , David Sobolov , Larry Cedar , Esteban Cueto , Dave Hanson
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1920年ニューヨークに隕石が落下、たった13人の生存者は“ロチェスターの13人”と呼ばれ、奇跡に人々は歓喜した。時は流れ数年後。両親を列車衝突事故で亡くしたスパークスは、これ以上の哀しみから人々を守る為、覆面の“英雄”になろうと決意。町の悪党を一掃、ヒーローとしての活動を始める。スーパーガール“レディー・ヘヴンリー”との間に愛も芽生え、幸せな時間は永遠に続くと思われたが、連続殺人鬼マタンザの罠にかかり、スパークスは全てを失う…。しかし、街を震撼させる連続殺人事件の背景には、隕石落下事故の影響で特殊能力者となった者たちの暗躍があったこと、そして、その能力が自分にも備わっていることを知ったスパークスは、再び立ち上がるが…。
（商品ページより転載）
- 『クリーチャーズ 異次元からの侵略者』のチェイス・ウィリアムソン主演による『キックアス』以降増えたビジランテもののクライム・アクション。
- 監督の一人クリストファー・フォリノが手がけたグラフィック・ノベルが原作とのこと。
- アシュリー・ベル、クランシー・ブラウン、ウィリアム・カット、ジェイク・ビューシイ、クリント・ハワードなど渋いキャスティングが光る。
- 『ウォッチメン』に近いテイストでコメディ要素は皆無といってもよく、悪党を退治するヒーローになるはずがヒモになるまで落ちぶれていく姿をじっくりと描いたりするなど重苦しくシリアスな展開が続く。間に充分激しいアクション・シーンもありながら爽快感には程遠い。
- 二転三転するストーリーはスリリングで最後まで見届けたくなり、暗めの色調で纏められた映像も作品世界を作り上げる要素として効果的で格好良い。背景やアクションなどに使われているCGIのクオリティが高いとは言えないのは残念ながら、大人が観るヒーロー映画としては充分面白みがある。
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