ゴールド・パピヨン

GWENDOLINE / PERILS OF GWENDOLINE IN THE LAND OF THE YIK YAK
1984/France/99min
監督:Just Jaeckin
出演:Tawny Kitaen , Brent Huff , Zabou , Bernadette Lafont , Jean Rougerie ,

幻の黄金の蝶を追うあまり行方不明となった父を捜す美しきヒロイン、グウェンドリン。だがその途上、悪漢どもの手によって囚われの身となってしまった彼女は、危ないところを謎の男ウィラードに救われる。彼を仲間に引き入れ、父の手がかりが残る砂漠地帯へ向かったグウェンドリンは、邪悪な女王が支配する女だけの都へとたどり着く。そして、セックスを武器に戦いを挑む……。
商品ページより転載)

  • ジョン・ウィリー作の漫画『グウェンドリンの冒険(The Adventures of Sweet Gwendolyn)』を『エマニエル夫人』などのジュスト・ジャカン監督が映像化したフランスのエロティック・アクション・アドベンチャー。
  • 要はやたら半裸のお姉さんが登場する“お色気シーン満載”程度のエロさと、見事なまでに緩いアクション・シーンで構成された似非アクション・アドベンチャーで、残念ながら面白いとは言い難い作品なのに何故か不定期に観直したくなる何かがある。何かのうちの1つにTバックがあることは否定しないけど、エロス目的なら他を当った方が良い。
  • タイトルロールを演じるタウニー・キティン自身は見ていて飽きない別嬪さんではあるけど、キャラクタ自体にはさほど魅力はない。
  • 後半で登場するアマゾネス軍団のアジトの拷問部屋やTバッグお姉さん3人で引っ張る人間馬車などシュールな映像も見所の一つ。
  • 今にして思えば、前半の東南アジアのどこかでのドタバタはそんなに時間を取る必要は無かったのでは…。
  • この映画を観る度思い浮かぶ諺は「頭隠して尻隠さず。」
  • もしリメイク作品が作られたとしても、この独特の空気感を出すのは至難の技であり、それがなかったら、それは失敗作としか言えない。

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