ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!

THE WORLD'S END
2013/UK , USA , Japan/109min
監督:Edgar Wright
出演:Simon Pegg , Nick Frost , Paddy Considine , Martin Freeman , Eddie Marsan , Rosamund Pike , Thomas Law , Zachary Bailess , Jasper Levine , James Tarpey , Luke Bromley , Sophie Evans , Pierce Brosnan , David Bradley , Michael Smiley , Richard Graham , Alice Lowe , Rafe Spall , Steve Oram , Julia Deakin , Darren Boyd

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1晩に5人で12軒のハシゴ酒!その時、地球はとんでもないことになっていた!?学生時代に成し遂げられなかった“1晩に5人で12軒のハシゴ酒”にリベンジする為、イギリス郊外の街“ニュートン・ヘイヴン”に舞い戻ってきた“アラフォー男達”。やがて、何だか街の様子がおかしいことに気付くが、実は街の人々は“何者か”によって操られていた・・・。自由を取り戻す為、そして“世界を救う”為、12軒目のパブ“ワールズ・エンド(世界の終わり)”を目指して、“酔っぱらい達”の“どうしようもない戦い”が始まる!
商品ページより転載)

  • エドガー・ライト監督、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト主演の“スリー・フレーバー・コルネット”によるSF・コメディ。『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』と本作で“スリー・フレーバー・コルネット三部作”というんだとか。(本当は『宇宙人ポール』が3作目の予定だったけど監督が多忙で参加できなかったとのこと)
  • 5人の男たちが酒を飲んでたらいつの間にかエイリアンによる地球侵略の危機に巻き込まれたいた、というシンプルながら実にシュールな展開。『ボディスナッチャー』あたりをベースにしていると思われる。
  • 前半の酒を飲み続けるだけの流れと、目的が出来て酒を飲み続ける流れ(どちらにしても酒は飲み続ける)となる後半で明白に作品カラーが変わってくるあたりは『フロム・ダスク・ティル・ドーン』あたりを思わせる。
  • 相変わらずロザムンド・パイクはいつ見てもびっくり顔。
  • 結局、最後まで生き残ったおっさん達、特にゲイリーにとっては今までの世界より生き易くなった、という皮肉の効いたオチが待っている。
  • 本作の登場人物のような“普通のおっさん”になってしまった層が観ると刹那さと同属嫌悪的な拒絶がありながらも、実は羨ましいという複雑な感情に襲われる…かも。まぁ自分がそう感じただけなんだけど。

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