グラディエーター・キングダム

KINGDOM OF GLADIATORS
2011/ USA , Italy/81min
監督:Stefano Milla
出演:Leroy Kincaide , Suzi Lorraine , Annie Social , Matt Polinsky , Bryan Murphy , Maurizio Corigliano , Sharon Fryer

はるかな昔、戦乱の続くキーモック王国。ウルフカーン王は悪魔の力を借りて王国を統一、代償として子供たちを人質に差し出した。時は流れ、王国10周年を祝う闘技大会の日。消息を絶っていたルナ王女が突然の帰還を果たすが、それは新たな危機のはじまりだった。王女を操る悪魔は魔獣グワモートを復活させ、世界を支配しようとしている。剣闘士のケインとガンナーは、王国を救うために闘うことを決意。“神秘の剣”を手にグワモートの眠る神殿を目指すが、そこには悪魔が仕掛けた恐るべき罠が待ち受けていた!!
商品ページより転載)

  • アメリカ、イタリア合作のファンタジー・アクション・アドベンチャー。
  • 全体的にストーリー展開と演出が緩く、ついでに出演者の演技力も決して高いとは思えず、結果的に間延び感は否めない。
  • アクション・シーン、特に闘技大会のアクションに迫力が全く感じられないのは大きなマイナス・ポイント。あまり意味もなくスローモーションを多用しているのも何だか安っぽさを感じる。
  • 闘技大会と同時進行で進んでいく魔獣退治のストーリー・ラインの途中で、突如登場する謎のマジック・アイテム(メガネ)と共にこれまた緩いプロレスが始まった時は何ていうか…困った。
  • アクション・シーンに関しては血飛沫が不自然なのも気になる。
  • 冒頭で使われていたアメコミ調イラストでの進行は良い感じだったので、もっと随所で使っていたらもう少し作品テンポが良くなっていた気がしないでもない。
  • クライマックスになるはずのシークエンスの盛り上がらなさは異常。ラスト・シーンも唐突過ぎる。

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