ひきこさんVS貞子
監督：永岡久明
出演：高山璃子 , 五十嵐夏実 , 呉地佑菜 , 三浦絵里香 , 今瀬かのこ , 宮崎寿々佳 , ちょこも , 中野未来 , 柚木彩見 , 生田晴香 , 宮本優也 , 清水大聖 , 深月ユリア , 竹内恋 , 三宅綾子 , 真田せつこ , 幸将司
夏目栞は、高校2年生。栞は、学校で理沙を中心とした生徒たちに毎日凄惨なイジメを受けていた。また、家に帰っても両親から暴力や虐待を受け、心休まる事は無かった。ある日、クラスメイトの渚も、栞と親しくしている事を理由にイジメの対象に。そして、理沙たちの二人へのイジメが限りなくエスカレートしていった。そんな理沙たちはテレビ番組で話題の「ある実験」を興味本位でやってしまう。その実験によって理沙に禁断の能力が徐々に宿ってゆく…。その頃、巷ではイジメに関わる都市伝説「ひきこさん」が囁かれ、渚と栞もその噂を知るのだが・・・。
（商品ページより転載）
- 『ひきこさん』『ひきこさんVSこっくりさん』『ひきこさんVS口裂け女』（残念ながらいずれも未見）の永岡久明監督が脚本・編集も努めるオカルト・ホラー。
- “貞子”といっても『リング』の山村貞子ではなく、“高村貞子”というオリジナル・キャラクタが登場。ジャケ写にある井戸から這い出て来るシーンなどは一切なかった。
- 貞子側は、実際にあった“千里眼事件”に由来する“御加美千鶴子”と“長瀬郁子”というオリジナル・キャラクタと協力関係を結んで３人体制で生者を襲う事になっているけど、この設定自体何の意味があるのか全く理解出来ない。
- 真面目に観るべきか笑いどころなのか判断が付かないような中途半端な演出が度々あって困った。悪霊同士で「ごきげんよう」とか、ご飯食べてたら目の前に貞子が立ってたとかシュール過ぎる。
- ホラー作品のはずなのに怖さが微塵もないのはやはり不味いのでは…。
- 演技力とか映像面の質は気にしない方が吉。ただ、途中で出てきた変に素人っぽい演技の院長と奥さんが何者なのかは気になった。
- 登場しているのは多分悪霊・怨霊の類のはずなんだけど、心臓抜き取り、首折など物理攻撃が有効なのは絶対におかしい。（ジャケット裏解説には“２大妖怪”とあったけど…妖怪なの？）
- 結局は３対１でもひきこさんの圧勝というオチは果たして正解なんだろうか。
- バッド・エンドだったのは別にいいんだけど、理解力が低いのでラスト・カットの意図が全く掴めなくて何だかご免なさい。
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