喰らう家

WE ARE STILL HERE
2015/USA/83min
監督:Ted Geoghegan
出演:Barbara Crampton , Andrew Sensenig , Lisa Marie , Larry Fessenden , Monte Markham , Susan Gibney , Michael Patrick Nicholson , Kelsea Dakota , Guy Gane , Elissa Dowling , Zorah Burress , Marvin Patterson

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一人息子を亡くしたアニーとポールは、新しい生活を始めるため田舎町の一軒家に移り住んだ。ある時、アニーが一人で家にいると、地下室から物音が聞こえ、人の気配が。亡くなった息子の霊だと信じたアニーは、友人の霊媒師メイと夫のジェイコブを自宅に招き、降霊を依頼。メイは危険だと判断して断るが、ジェイコブはメイがいない間に一人で降霊を始めてしまう。そして降霊はすぐに成功。しかし、ジェイコブに乗り移ったのはアニーの息子ではない邪悪な何かだった…。その時、なぜか大勢の町の住人も、アニーたちを殺そうと家に押しかけてくる。状況を理解できぬまま、豹変したジェイコブと町の人々から逃げ回るアニーとポール。すると突然、怯える2人の目の前で、男の一人が家の壁に吸い込まれてしまう!「グゴッ!グゲゲゲェェ!!」すると堰を切ったように、家中のいたるところから、次々と悲鳴と謎の轟音が鳴り響きはじめるのだった…。
商品ページより転載)

  • 主人公を演じるのは『ZOMBIO/死霊のしたたり』『フロム・ビヨンド』、近年だと『サプライズ』にも出演していたバーバラ・クランプトン。
  • 作中の雰囲気に昔ながらの“ホラー感”を感じられるのは、時代設定を多分70~80年代にしているというのが大きいと思われる。携帯電話などない時代だからこその悲劇と絶望感を存分に楽しみたいところ。
  • 基本的には地下室に邪悪な者が潜んでいるという、所謂お化け屋敷系。
  • 白目を剥いた黒焦げ姿で惨殺しまくるパワフルな悪霊が登場。先に『バーニング・デッド』で黒焦げゾンビに遭遇してたのでインパクトに欠けたのが軽く悔やまれる。
  • 『少女生贄』の“ンボボボボオォ”と同様に、ジャケット、ポスターに“グゴッ グゲゲゲェェェェ”の煽り文句を入れるセンスは違うと思う。
  • 特にクライマックスで、そこそこエグい表現のスプラッタ描写を楽しめる。
  • ラスト近辺は上手く丸め込まれた感があり、どうもすっきりしない。

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