デビルズ・シティ

FIRE CITY: END OF DAYS
2015/USA/100min
監督:Tom Woodruff Jr.
出演:Tobias Jelinek , Keely Alona , Danielle Chuchran , Harry Shum Jr. , Kristin Minter , Matt Winston , Kimberly Leemans , Eric Edwards , Simon Sorrells , Pele Kizy , Brionne Davis , Derrick L. McMillon

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この世界は人間には見えないが悪魔が共生している。
700歳のヴァインは仲間の悪魔たちと人間の姿をしつつ貸しビルに住んでいる。そのビルに住む人間たちからは麻薬の売人と思われているが、実は悪魔たちが人間たちの不幸をエネルギーとして生き永らえてた。ある日、ヴァインはアパートに住む少女サラを助けるが、本来悪魔には無い優しさや愛情といった感情が出てしまったことで、 人間の不幸をエネルギーとする悪魔たちは飢え苦しむことになり、悪魔の世界と人間の世界のバランスが微妙に崩れ始めてしまう・・・。滅びるのは人間か、それとも悪魔か。共存と対立の間でヴァインは重大な決断を迫られていく――。

商品ページより転載)

  • ジャケ写の印象から『ヘルボーイ』みたいなアクション性の高い娯楽作を期待すると全くの見当違いでがっかりすることになる。
  • 登場する悪魔達は人間の怒りや不満を食料としている、普通の人間には只の人間にしか見えない、という独自の設定が面白く、悪魔としてのビジュアルはとても手が込んだ特殊メイクで表現されている。
  • 舞台はほぼアパート内のみ。
  • 見た目の派手さに反して内輪揉めや哲学的な悩みや人類との共存の可否など難解そうなテーマに沿った会話劇が中心でアクション・シーンはほとんど見られず、見終わった後は勝手に騙された気分になった。
  • 俺の戦いはこれから始まる的な締め方だったので、もしかしてドラマのパイロット版とかだったんだろうか。

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