エンド・オブ・ザ・デイズ

RUN!
2013/Cambodia/96min
監督:Touch Oudom
出演:リン・ヴォーン・プロセス , サム・オル・オデ , テン・サマオ , ラス・サンナン , リー・ヴァタナク , キー・ペンコン

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プノンペンの医学部生チュンやオデ、サマオたちは、テスト明けのパーティーを楽しんでいた。同じ日の夜、未知なるウイルスに感染し凶暴化した患者が病院へ緊急搬送されるが、感染の拡大は止まらず街中に広がっていく。パーティーも襲撃され、オデやサマオたちは荒れ果てた街を駆け抜け別の建物へと逃げ込むが、逆に建物から出られなくなってしまう。負傷した仲間も感染・凶暴化し、隔離を余儀なくされるオデ。一方、チュンはパーティー会場での混乱から取り残され、ジャスミンという少女とともに逃げ惑っていた。それぞれが、水も食べ物も底を尽き絶望しかけた時、レスキュー隊がルセイケオで救助活動を行っているという無線が入る。チュンやオデはこの窮地から脱出することが出来るのか!?
商品ページより転載)

  • カンボジア初という触れ込みのアクション・ゾンビ・ホラー。
  • 登場するのは正確に言えば『28日後...』系のウィルス感染型亜ゾンビ。面倒なんで一括りに“ゾンビ”でいいや。
  • オーソドックスでほとんど先が読める展開で新鮮味は全くないけど、それが良い。
  • ゾンビ・メイクをはじめとした血糊たっぷりの残酷描写は良い出来。
  • ゾンビ映画にアンパンマンのおもちゃが出てくるとは思わなかった。
  • アクション・シーンが緩過ぎるのも本作にとっては“良い味”となっている。
  • 募集広告で集まったという出演者の演技力はそれほど悪くないものの、多少なりともご都合主義的展開が目に付き、構成や演出力、更に撮影技術といった制作側の都合によるものがほとんど自主制作レベルのように感じられる。ただ、堅実さと妙な熱気を感じられるおかげか、それほど駄目な作品には思えない。
  • これから更なる苦難が待ち受けている事を暗示させるラスト・シークエンスがB級っぽさ大爆発状態で良い。

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