10 CLOVERFIELD LANE
2016/USA/103min監督: Dan Trachtenberg
出演:John Goodman , Mary Elizabeth Winstead , John Gallagher Jr. , Douglas M. Griffin , Suzanne Cryer , (声)Bradley Cooper , Sumalee Montano , Frank Mottek
公式サイト 公式サイト
目を覚ましたら、シェルターの中にいることに気付いたミシェル。その日から「きみを救うためにここへ連れてきた」と話すハワード、自らシェルターに逃げてきたエメットの3人のシェルターでの共同生活が始まる。ハワードは、本当に信用できるのか?それとも別の目的がある悪人なのか?疑心暗鬼の中、共同生活が続いていく――。
ある日、ミシェルは必死にシェルターから抜け出そうと試みるが、「ドアを開けるな!皆 殺されるぞ!」と叫びながら制止しようとするハワード。ミシェルはシェルターのドアまでたどり着く。ミシェルの表情が恐怖と驚きに満ちた表情に変わっていく。シェルターのドア越し、彼女の眼に見えていた世界とは――?
(公式サイトより転載)
- 監督:ダン・トラクテンバーグ、主演:メアリー・エリザベス・ウィンステッドによるSF・サスペンス。
- 出演はジョン・グッドマン、ジョン・ギャラガー・Jr、他、ブラッドリー・クーパーが声だけで出演。
- 制作のJ・J・エイブラムスによると“『クローバーフィールド/HAKAISHA』と血のつながった映画”という位置付けとのこと。
- 基本的に舞台は地下シェルター内、登場人物は3人という密室劇なので、それほど動きがある内容ではなく、緊張感溢れるストーリー性で引っ張られていく。
- SFオムニバス『ヘヴィメタル・クロニクル 預言者の惑星 ~SF・ミステリー篇~』内の『核シェルターのふたり』に似ているなと思っていたら、両作ともコミック『Metal Hurlant:Shelter Me』を原作としているらしい。
- ハワードが語っているのは事実なのか妄想なのか、という謎こそが本作のキー・ポイントではあるけど、絶妙な落とし所が見事すぎる。
- タイトルから期待するであろう“KAIJYU”はきっちりとクライマックスで登場するも、結局『クローバー~』との関連性は最後まで観てもわからない。
- ラスト・シーン少し前にタイトルの意味が明かされてすっきり。
- 日本版のキー・ビジュアル的なポスターや日本版予告編は思い切りネタバレさせていて趣きがない。
- この終わり方では『クローバーフィールド』本編の続編を期待せずにいられない。
コメント