アイアムアヒーロー

I AM A HERO
2015/Japan/127min
監督:佐藤信介
出演:大泉洋 , 有村架純 , 長澤まさみ , 吉沢悠 , 岡田義徳 , 片瀬那奈 , 片桐仁 , マキタスポーツ , 塚地武雅 , 風間トオル , 徳井優

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鈴木英雄35歳。職業:漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。
そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる…。徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の「異形の姿」。一瞬にして現実の世界は崩壊し、姿を変えて行く。謎の感染によって人々が変貌を遂げた生命体『ZQN(ゾキュン)』で街は溢れ、日本中は感染パニックに陥る。標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。その道中で出会った女子高生・比呂美と元看護師・藪と共に生き残りを懸けた極限のサバイバルが始まった…。果たして彼らは、この変わり果てた日本で生き延びることが出来るのか。そして、英雄は、ただの英雄(ひでお)から本当の英雄(ヒーロー)になれるのか!?

(公式サイトより転載)

  • 花沢健吾の同名コミックを原作としたアクション・ゾンビ・ホラー。
  • 本作で登場するのはゾンビではなくZQN(ゾキュン)と呼ばれる謎のウィルス感染者としている。意味は明かされていない。
  • 原作はほぼ未読に近いので、構成や人物設定の違いに違和感はなかった。ということはそれほど無理な設定変更とはなっていないのかも。
  • 鈴木英雄役に大泉洋を充てた事をはじめ全ての配役が絶妙に思える。
  • 作品テンポとして緩急の付け方が上手い。
  • 独特で印象的なデザインが特殊メイクとCGIで表現されているZQNは、徹底して不気味で気持ち悪く怖い存在として描かれているのが良い。下手にユーモラスなところを出されては興ざめするところだった。
  • クライマックスでの銃撃戦をメインとしたゾンビ・ハント・シーンは圧巻の一言。ここだけでもこの作品を観る価値がある。
  • 例えば半ZQNとなった比呂美の猫パンチなど演出的に何故それでOKしたのかなど、多少なりとも気になるところがない訳ではないけど、邦画のゾンビ(ZQN)映画としては頭一つ抜き出た感の面白さがある。

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