オー・マイ・ゼット!

Oh My Z!
20016/Japan/90min
監督:神本忠弘
出演:角田晃広 , ともさかりえ , 森下能幸 , 町田マリー , 柾木玲弥 , 萩原利久 , 謝花弘規 , 福本晟也 , 星野園美 , 綾田俊樹 , 深水元基

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全国民を震撼させた“ゾンビパニック”勃発から5年後の日本。事態は収拾し、いまやすっかり平和を取り戻していた。そんなある日、どこからともなく現れた一体のゾンビが花田さんちに迷い込んだ。居合わせたのは、花田夫妻をはじめ、動画投稿が趣味の高校生、町工場の冴えない社長、怪しげなインターン医師、そしてゾンビの生前の妻だと名乗る女。「あのゾンビどうする?」喧々諤々の議論が繰り広げられ、すったもんだの末ゾンビ捕獲に乗り出したとき、物語は予想外の展開を見せるのだった…。人間がゾンビを襲う!?という定番の逆をいく設定で、人間たちの《滑稽で残酷なドラマ》を浮かび上がらせる。本当に怖いのは、ゾンビなのか、人間なのか―
(公式サイトより転載)

  • 監督・脚本・編集:神本忠弘による日本のゾンビ・コメディ・ホラー。
  • 一体のゾンビが一軒の家に入り込んだというシチュエーションだけで90分を描き切る意欲作。
  • 舞台となるのが露目路(ロメロ)町とか犬の名前がバブとか、解る人だけ解ればいい細かいゾンビ好きアピールは嫌いではないけど、ちょっと邪魔臭い気もする。
  • 当然ゾンビの存在を中心に展開するものの、実際にはそれぞれに思惑がある一癖ある登場人物達による会話劇がメイン。
  • どこかコントっぽい雰囲気なのは、編集の妙もあるけど角田晃広の演じる花田が東京03で演じるようなキャラクタとなっているのも大きい気がする。
  • グロ描写はほぼ後半のクライマックスに集中していて、それほどリアルではないものの人体損壊表現があるので、苦手なら多少注意。
  • きっちりと伏線を回収していく作りなのですっきり観終える事が出来る。
  • ラスト・シーンでは思惑通りに「生きてたのかよ」と「じゃあ、あれは誰だよ」のツッコミを入れずにはいられない。

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