何かが道をやってくる

SOMETHING WICKED THIS WAY COMES
1983/USA/94min
監督:Jack Clayton
出演:Jason Robards , Jonathan Pryce , Diane Ladd , Pam Grier , Royal Dano , Vidal Peterson , Shawn Carson

10月のある夜、イリノイ州の田舎町グリーン・タウンにカーニバル一座を乗せた列車がやってきた。カーニバルの会場内に忍び込んだ12歳の少年ウィルとジムは、中で行われていた奇怪な儀式を目撃してしまう。やがてカーニバルの座長は秘密を知った少年たちに迫るのだが・・・。
番組紹介ページより転載)

  • レイ・ブラッドベリの小説を原作とし、ジャック・クレイトンが監督を務めたファンタジー・ホラー。
  • 出演はジェイソン・ロバーズ、ジョナサン・プライス、ダイアン・ラッド、パム・グリアなど。
  • ソフトウェアとしては1987年にVHS版が販売されて以来、現在に至るまで未DVD化となっている。もし観たくなったら(観る方法は別にして)レンタルVHSを探し出すか、TVコンテンツとしての放送を待つしかないみたい。
  • “避雷針売り(アンテナ売り)”、“カーニバル”など怪しい要素は、往年の筋肉少女帯が発表した多くの曲の元ネタとなっている気がする。
  • 主人公となるのは二人の子供なので一見するとジュブナイルものに思えるけど、実際は初老の父親との愛情に重きを置いたダーク・ファンタジー。
  • “カーニバル”という日常からかけ離れた空間が放つ得体の知れない怪しい雰囲気やいかがわしさを存分に味わえる。
  • ストーリーが進行するにつれ、ジョナサン・プライス扮するカーニバルの団長ダークの正体と目的が明らかになる過程が、一々怪奇趣味に溢れている。

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