SHIN GODZILLA
2016/Japan/120min監督:庵野秀明
出演:長谷川博己 , 竹野内豊 , 石原さとみ , 高良健吾 , 松尾諭 , 市川実日子 , 余貴美子 , 國村隼 , 平泉成 , 柄本明 , 大杉漣 , 高橋一生 , ピエール瀧 , 野村萬斎
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東京湾・羽田沖-。突如、東京湾アクアトンネルが巨大な轟音とともに大量の浸水に巻き込まれ、崩落する原因不明の事故が発生した。首相官邸では総理大臣以下、閣僚が参集されて緊急会議が開かれ、「崩落の原因は地震や海底火山」という意見が大勢を占める中、内閣官房副長官・矢口蘭堂だけが、海中に棲む巨大生物による可能性を指摘。内閣総理大臣補佐官の赤坂秀樹をはじめ、周囲は矢口の意見を一笑に付すものの、直後、海上に巨大不明生物の姿が露わになった。慌てふためく政府関係者が情報収集に追われる中、謎の巨大不明生物は鎌倉に上陸。普段と何も変わらない生活を送っていた人々の前に突然現れ、次々と街を破壊し、止まること無く進んでいく。
(作品ページより一部抜粋転載)
- 日本が誇る“怪獣”映画の代表格であるゴジラを改めてリメイクした特撮アクション作品。ゴジラ映画としては29作目。
- 監督・脚本・編集に『ヱヴァンゲリヲン』シリーズなどの庵野秀明、公式サイトで発表された出演者は長谷川博己をメインに総勢328名にのぼる。
- ゴジラは着ぐるみではなく、野村萬斎の動きをモーションキャプチャーしたCGIで表現されている。
- 今作のゴジラは徹底して“害獣”として扱い、東京が原発や核を含む未曽有の震災に見舞われた場合のシミュレーション的な内容を政府側の視点で語っている点が面白い。
- 所々に『ヱヴァンゲリヲン』の影が見え隠れするのは仕方が無いところか。
- 膨大な情報量を検証し、現実と擦り合わせた場合の反応や結果の描写には相当な労力を使ったんだろうなと言うのは充分過ぎる程伝わってくる。
- 何にせよ第二形態のゴジラにはときめきを感じる。
- “放射線流”を吐き出す際に目は遮光膜で覆われ下顎が割れるのに驚いていたら、背びれの間からも複数の熱線を放射したのでもっと驚いた。終いには尻尾の先からも放射していたのでさすがに驚き疲れた。
- やはり怪獣映画には特撮をふんだんに使ってこそというところはあるとはいえ、現代特撮映画においてCGI無くしては成り立たない事も改めて感じる。
- ゴジラが電車を咥える構図や、どこかに“オキシジェン・デストロイヤー”という名称を使って欲しかったな。
- ラスト・カットの尻尾については色々と解釈がありそう。
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