ワンダーウーマン

WONDER WOMAN
2017/Hong Kong , China , USA/141min
監督:Patty Jenkins
出演:Gal Gadot , Chris Pine , Robin Wright , Danny Huston , David Thewlis , Connie Nielsen , Elena Anaya , Ewen Bremner , Said Taghmaoui , Eugene Brave Rock , Lucy Davis , Lisa Loven Kongsli , Doutzen Kroes

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ワンダーウーマンが生まれたのは、女性だけが暮らすパラダイス島。ダイアナ(ワンダーウーマン)はその島のプリンセスだった。ある日、不時着したアメリカ人パイロットを助けたことから、外の世界で戦争が起きていることを知る。彼女は自身の力で「世界を救いたい」と強く願い、二度と戻れないと知りながら故郷をあとにする……。そんな彼女は、初めての世界で何を見て、何のために戦い、そして、なぜ美女戦士へとなったのか!?
(公式サイトより転載)

  • 同名アメコミを原作とし、監督は『モンスター』などのパティ・ジェンキンス、主演をガル・ガドットに据えた、ワンダーウーマンの誕生の経緯を描いたアクション・アドベンチャー。
  • かつてドラマ作品としては数度作られ、映画作品としても『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で登場はしているけど、単独では意外にも初実写化作品となる。DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)としては4作目。
  • DCEU、ライバル関係のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中で、女性が主役となるのは初。同時にこの手の大作アメコミ実写化作品を女性監督が務めるのも初。
  • アクション・シーンは若干ストップ・モーションの多用が多少目に付くものの、爽快感は充分に得られる。
  • 現時点では特に弱点は見当たらず、万能感に溢れるほど強いので、画面に登場している時の安心感は半端ない。勧善懲悪のヒーローものとして楽しむ分には全く正しい。
  • 申し訳程度に添えられたロマンス要素も本編を邪魔する程ではなく許容範囲内。いろんな服を無邪気に着替えて見せたり、初めてアイスクリームを食べた時の反応が可愛らし過ぎて所謂“ギャップ萌え”してしまうあたりのあざとすぎる演出もあえて受け入れたい。
  • ワンダーウーマンことダイアナが魅力的なキャラクタとして描かれているのは勿論のこと、敵味方共に本作だけの登場では勿体無いほど面白いキャラクタが揃っている。
  • 思ったよりも他作品とのクロス・オーバー的な演出は少なかったのが意外。
  • ラスボスの正体は何となくそんな気はしていた。この手の作品のお約束みたいなものだからだろう。
  • 発表当初こそワンダーウーマンをガル・ガドットが演じる事に不安を感じる声もあったようだけど、蓋を開けてみたらその美貌と存在感によって概ね好評だった様子。恐らく今後暫くは当たり役と言われると思われる。
  • この後はいよいよDCヒーロー大集結作品『ジャスティス・リーグ』へと続く。

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