DEAD7 デッド・セブン

DEAD 7
2016/USA/90min
監督:Danny Roew
出演:Nick Carter , Joey Fatone , Jeff Timmons , Carrie Keagan , A.J. McLean , Erik-Michael Estrada , Lauren Kitt Carter , Chloe Lattanzi , Debra Wilson

死者が蘇るという原因不明の伝染病が発生し、地上の生物は壊滅。生き残った僅かな人間は、電気も水も食料もない生活を強いられていた。そして、冷酷非道な悪女アポカリプタが死者を操り軍団を作り上げ、この世界を支配しようとしていた。かつては人々の笑い声で満ち溢れていた町デザート・スプリングスも、今では死者の襲来に怯える毎日だった。シェルビー町長は、アポカリプタの軍団を倒すために、勇気ある戦士を募る。集まったのは、ガンマン、ギャンブラーなどワケありのアウトローたち。それぞれの目的、十字架を抱えながら死者の巣窟であるアポカリプトの砦を目指すが…。
作品ページより転載)

  • 毎度お馴染みアサイラム×アルバトロスのモックバスター。元ネタ(と言っていいのか?)は言わずもがなの『マグニフィセント・セブン』。
  • 脚本・主演に元バックストリート・ボーイズのニック・カーター、他出演は同じくバックストリート・ボーイズのA・J・マクリーンとハウィー・D、元イン・シンクのジョーイ・ファトーンとクリス・カークパトリック、98 DEGREESのジェフ・ティモンズなど(実は良く知らない人達ばかり…)多数のミュージシャンが集結。
  • CGI+特殊メイクによるゴア描写は質が良くスプラッタ度は高め。
  • 作中ではゾンビとは言わずに“カッパーヘッド”で統一されている。劇中で説明あり。
  • 内容としては駄目過ぎず凄過ぎずの安定のアサイラム・クオリティで、ストーリーは章立てで進行していくのでわかり易い。ゾンビの歯が通貨となっているのが面白い。
  • 主人公の仲間はそれぞれキャラ立ちしているように見えるも、ヒロインだと思っていたデイジーをはじめ、後半にかけて登場人物が次々とあっさり気味に退場していくのを見ても特に思うところがないのは、それほど魅力がなかたという事か。それよりも敵側の謎の(呪術師?)女ボスアポカリプタのビジュアル面のインパクトが強過ぎて本作だけの登場では少々勿体無い。

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