TOKYO GHOUL
監督：萩原健太郎
出演：窪田正孝 , 清水富美加 , 鈴木伸之 , 桜田ひより , 蒼井優 , 大泉洋 , 村井國夫 , 小笠原海 , 白石隼也 , 相田翔子 , 柳俊太郎 , 坂東巳之助 , 佐々木希 , 浜野謙太 , 古畑星夏 , 前野朋哉 , ダンカン , 岩松了
公式サイト
人の姿をしながら、人を喰らう怪人・喰種（グール）が潜む東京。平凡な大学生・カネキはある日事件にあい、喰種のリゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。苦悩するカネキは、喰種が集まる喫茶店「あんていく」で働き始め、そこで女子高生トーカたちと出会い、喰種にも守るべき家族や友人がいることを知る。一方、喰種を駆逐すべく、人間側の捜査官・亜門、真戸が現れ、熾烈な戦いに巻き込まれていく。
人の命を奪い、喰い、生き永らえる喰種の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、あるべき世界の姿を模索する青年の未来は―
（商品ページより転載）
- 石田スイ原作の人気漫画を監督：萩原健太郎、主演：窪田正孝で実写映画化したアクション・ホラー。
- 毎度ながら原作の漫画は未読なので、違いや比較などは一切出来ない。
- ストーリーとしては人間だった金木が半喰種となったことによる苦悩と、喰種を駆逐しようとする組織・CCG（喰種対策局）との対立・攻防が描かれる。
- 赫子や真戸達が使う武器“クインケ”は当然ながらCGIでの表現となっている。充分に迫力と気持ち悪さは表現されているけど、動きに何かもう一手間あれば更に良かった気はする。
- 突如としてマスクの件があったり、捕食器官“赫子（かぐね）”には色々な種があることなど、やはり原作を知らないと世界観や状況がわかり辛いのはあまり感心出来ないところ。笛口リョーコの台詞「それだけはやめて」は原作を知っている人に解説してもらって納得できた。
- “食”が重要なキーワードになっているだけに、食べ物、食べ方に拘った演出は見どころの一つとなっている。ただ、所謂“カニバリズム”描写に関しては必要以上のグロさはなく、この辺のバランスのとり方は秀逸に思える。
- ヒロインのトーカを演じた清水富美加が本作出演後に起こした出家に伴う騒動で本作自体にどこかケチが付いた感があったのは、好演だっただけにとても残念。
- ところで佐々木希は“綺麗どころ枠”以外で必要性があったのか。
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