GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

GHOST IN THE SHELL
1995/Japan/80min
監督:押井守
出演:(声)田中敦子 , 大塚明夫 , 山寺宏一 , 仲野裕 , 大木民夫 , 玄田哲章 , 生木政壽 , 山内雅人 , 小川真司 , 宮本充 , 坂本真綾 , 家弓家正

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超高度ネットワーク社会の中で、より高度・凶悪化していく犯罪に対抗するために政府は、隊長・草薙素子少佐を始めとする精鋭サイボーグによる非公認の超法規特殊部隊を結成。公安9課「攻殻機動隊」の誕生である。ある日某国情報筋から攻殻機動隊に警告が発せられる。EC圏を中心に出没し、株価操作・情報操作・政治工作・テロなどで国際手配中の”通称:人形使い”が日本に現れるという。素子は犯罪の中に見え隠れする”人形使い”の影を追う。
商品ページより転載)

  • 押井守監督が士郎正宗氏原作漫画の1巻を基に映画化したSF・アクション。
  • 後に発表され続けている劇場アニメを含むシリーズの原点。
  • 1995年に公開されて以降、その世界観や映像表現が『マトリックス』など多くの映像作品に影響を与え続けている作品であり、『AKIRA』以降の“ジャパニメーション”の代表作。デジタル・アニメーションの可能性を広げた作品として興味深い。
  • 高度に発達したテクノロジーが蔓延る世界の中を特殊部隊が活躍するという設定・世界観は膨大な情報量を含み、何度か見返した上で自ら情報を求めて意味や経緯などを理解していかないとただ難解さばかりが残る。所謂一見さんは迂闊に手を出さない方が無難かも。ただ、何度見ても飽きが来ない作品性そのものは秀逸。
  • 乗り物や銃火器など小道具の選択や細かな仕様への拘りも見どころ。
  • なんだかんだ言ったところで、一度でも観れば草薙素子という稀代のキャラクタが気になって仕方が無くなる。
  • 後に一部を3DCGで処理されている新作カットを含むリニューアル版作品『攻殻機動隊2.0』が公開されている。

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