巨神兵東京に現わる

巨神兵東京に現わる
2012/Japan/10min
監督:樋口真嗣
出演:(声)林原めぐみ

公式サイト

東京でひとり暮らしをしている“私”のマンションに、ある日突然弟がやって来た。“私”が、実家暮らしのときにもめったに部屋に入ってきたことのない弟の来訪に戸惑う中、弟は「この日常をぶち壊す大きな災いが訪れる」と不吉な予言を残して消える。弟らしくない思わせぶりな言葉の数々をすぐには信じられない“私”だったが、翌日、大いなる災いは巨大な人のような姿、“巨神兵”となって出現し、東京の街を焼き尽くしていく。
番組内容ページより転載)

  • ある日、東京に謎の巨大人工生命体が現れ破壊活動を始める、という特撮短編映画。
  • 元ネタは『風の谷のナウシカ』に登場する巨神兵と、作中に語られた『火の七日間』。
  • 東京現代美術館で開かれた『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』で展示するために制作されたもので、後にエンドロールの追加、映像・音声の調整などが施された『~劇場版』が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と同時上映され、同作品BD/DVD版の映像特典として収録されている。
  • 何と言ってもCGIを一切使用せず、最高水準の特撮技術とデジタル合成を用いて作られているのがセールス・ポイント。
  • 言ってしまえば完全に製作・脚本の庵野秀明の趣味性全開で作られた作品であり、出来云々より製作過程を楽しみたかったんだろうと思われる。

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