こどもつかい

こどもつかい
2016/Japan/111min
監督:清水崇
出演:滝沢秀明 , 有岡大貴 , 門脇麦 , 根本真陽 , 須藤温子 , ジェームス・サザーランド , ヨシダ朝 , 森下能幸 , 尾上寛之 , 河井青葉 , 田辺桃子 , 中野遥斗 , 玄理 , 山中崇 , 吉澤健 , 西田尚美

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新人記者の駿也は、郊外で起こった連続不審死事件を追ううちに奇妙な偶然に辿りつく。小さなこどもが失踪した3日後に、その周りの大人が死んでいるのだ。死んだ大人たちはこどもに怨まれていたという。街の人々の間に広がる、“こどもの呪い”の噂。失踪し、戻ってきたこどもたちが口ずさむ歌に事件解決の糸口を見出した駿也は、取材にのめり込んでいく…。そんな中、駿也の恋人・尚美が、ふとしたことでこどもに怨まれ、“こどもの呪い”が現実に迫りくる。尚美を守るため、呪いの核心に近づこうとする2人の前に、突如現れた謎の男“こどもつかい”。男の笛の音と共に、次々に“こどもの霊”が現れ、襲い掛かる! “こどもつかい”とは何者なのか? 果たして2人は、この“呪い”と“怨み”から逃れることができるのか。
商品ページより転載)

  • 監督は『呪怨』シリーズなどの清水崇、出演は滝沢秀明、有岡大貴、門脇麦、尾上寛之、西田尚美他。
  • ホラー作品ではあるけど、多分にファンタジー要素が強い。
  • イメージに厳しい事務所に属している滝沢秀明が主演という触れ込みから過度の期待はせず、児童虐待が大きく扱われているストーリーとのことなので陰湿な雰囲気を覚悟して観始めたものの、都合の良い展開しか起きずにとにかく薄い内容、監督が精彩を欠いているとしか思えない映像の弱さ、そもそもホラー作品としての怖さ(面白さ)を感じられないまま終わってしまったのは実に残念。出演者の演技力が高かったのが救いか。
  • ストーリー上で重要に思えた不気味な歌も結局は思い出以外の役割は無く、特に活かされているとは思えないのが何か勿体無さを覚える。
  • 唯一部屋の中で子供がどこからともなく次々と湧いてくるシーンだけは映像として面白い。
  • スタッフ・ロールの背景で「実はまだ終わっていない」という映像が流れていたけど、さすがに続編を観たい人はいないと思われる。

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