ハンティング・ザ・ゾンビ

HOW TO KILL A ZOMBIE
2014/USA/91min
監督:Tiffany McLean
出演:Bill Steven McLean , Ben McLean , Hannah Elaine Perry , Sheri Lee , Donald Libby , Nathan White , Christopher Walters , Gary Hauger , Juliana Spier , Joe Swenson , Sampson Sampson , Alendra Harris

ある街で突然発生したゾンビ。人々を襲い、襲われた人間もまたゾンビとなり、街中にゾンビが溢れかえっていた。マックとジェシーの親子はゾンビ退治をしながら、安息の地を求めていた。たまたま通りかかった研究所で、救助を求める人々を発見した2人。研究所内にはノーマン研究主事を筆頭に数人の職員がいた。みんな助けを求めていたが、ノーマンだけは救助隊が来ると言い張り、研究所を出ようとしなかった。不信に思ったマックは、ノーマンを詰問すると、実はゾンビ発生の原因を作ったウィルスを、この研究所が生成していたのだ。その事実をノーマンは隠していたのだった。やがて、研究所内までにゾンビがなだれ込んで来た。マックたちは決死の脱出を計るが・・・。
商品ページより転載)

  • B級好きの期待を裏切らないアクション・ゾンビ・ホラー。
  • 主演の親子を演じるのはビル・スティーヴン・マクレーンとベン・マクレーンの本当の親子、監督はベンジャミンの姉とのこと。ちなみに製作と脚本も共同で手掛けている。
  • 内容は“ゾンビだらけの建物から脱出する”というシンプルなもの。目新しさは全く無いのに飽きずに最後まで楽しめたという事は意外と演出力が高かったのかも。
  • 前半の親子による状況説明的な流れから始まり、終始全く緊張感を感じられない演出で低予算B級作品に徹した作りがたまらない。基本的に登場人物は総じて頭が緩くまともなのがいない。
  • ゾンビ・メイクは主に血糊で表現されたお手軽タイプな分、ゴア描写は手が込んでいて好印象なのは低予算が常のゾンビ映画として多分正解。
  • 原題にある通り様々なゾンビの退治法を探っていた割には斬新なものが無く、印象に残らないものばかりなのは残念。
  • 何の捻りが無いと言われても、やはりB級作品のオチは爆発に限る。特に「核爆弾で無かった事に」は至高。

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