エクスタシー・オブ・ザ・デッド

IBIZA UNDEAD / ZOMBIE SPRING BREAKERS
2016/UK/95min
監督:Andy Edwards
出演:Jordan Coulson , Ed Kear , Cara Theobold , Emily Atack , Matt King , Marcia Do Vales , Seb Castang , Simon Brandon , Algina Lipskis , Homer Todiwala , Michael Wagg , Matt Kennard , Alex Felton

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イギリスでゾンビ感染が蔓延。警察は厳重な警戒体制を敷くも、人々は対策マニュアルを手に暮らす日常に慣れつつあった。そんななか、ティーンエイジャーのアレックスは親友のアズ、ジムを連れ、姉のリズとその友人ザラが潜む魅惑の楽園イビザ島へ旅立つ。尻軽女たちをナンパしまくる計画だったが、何故か元カノ・エリーも同行することに。初日の夜、早速街に繰り出した三人は魅力的な店員に惹かれあるバーに入店するが、そこで目にしたのは鎖につながれたゾンビたちの姿だった。オーナーのカールは店員や踊り子たちをゾンビ化させ、見世物にしていたのだ。他の客たち同様ゾンビ・ショーを楽しもうとする三人だったが、ジムがゾンビに酒を飲ませたことでゾンビが暴れだし、あっという間に島は阿鼻叫喚の世界へと姿を変える。三人はエリー、リズ、ザラとともに島からの脱出を試みるのだが、果たして!?
商品ページより転載)

  • イビザ島を舞台にした青春系コメディ・ゾンビ・ホラー
  • 例によって邦題で『~・オブ・ザ・デッド』とされたものなのである程度の覚悟をしてから鑑賞した方が吉。ちなみに同名のソフトコア・ポルノ作品(原題『THE WICKED』(2008))とは別物。
  • 冒頭から“ゾンビが蔓延している世界”という設定なので作品に入って行き易い。
  • ゾンビ・メイクについては良くも悪くも平均的で特に言及する所は無し。
  • 全編に亘って下品で馬鹿な会話と水着のお姉さんには事欠かず、中盤以降からはグロ要素も増してくる…事には違いないけど、コメディとするには真面目で堅実すぎる作りが目立ち、たとえば同じリゾートものの『ピラニア3D』のような“明るいおバカ映画”的な雰囲気を期待すると肩透かし気味かも
  • ついでにエロスどころか水着以外のセクシー要素もほとんどなし。
  • ラスト・シークエンスでは意外性のある人物の再登場で主人公一行がピンチに陥るも…というオチは前フリが存分に効いていて良い感じ。
  • 煽り文句にある“60年代に旋風を起こした『死霊の盆踊り』が現代に蘇った!”は言い過ぎ。そこまで酷い作品では無い代わりにそこまでの話題性もない。

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