口裂け女vsカシマさん

口裂け女vsカシマさん
2016/Japan/65min
監督:浅沼直也
出演:永尾まりや , 根岸拓哉 , 星野音羽 , 影澤里南 , 小山分季陽 , 田中克憲 , 藤田健彦 , たけうち亜美 , 古里友美

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稲村八重子と大森省吾の二人は、かつては愛し合っていた恋人だったが、心のすれ違いから別 れを決意する。互いに未練を抱きながらも最後の別れを告げる二人だったが事件は起きた。なんと省吾と八重子の新しい恋人たちが次々と惨殺されてしまったのだ。一方は口がパックリと裂けた口裂け女に。一方は下半身のない女、カシマさんに-。二人の化け物に同時に命を狙われてしまう省吾と八重子。襲われる理由も助かる方法も全く分からないまま、夜の街を必死に走り続けるが、そんな二人をあざ笑うかの様に行く手を阻む化け物たち。
公式Facebookの概要ページより一部抜粋転載)

  • 日本の都市伝説の代表格である口裂け女と、今一つマイナーな存在のカシマさんをフィーチャーした、永尾まりや主演のアクション・ホラー。
  • ちなみに発売元のブロードウェイの商品説明文は全然違う無茶苦茶なものとなっている。
  • まずはカシマさんの下半身を映さない事に必死なアングルの工夫の数々にはもはや頭が下がる思い。
  • 異空間にいるのかと思うほど人の気配が極端に少ない住宅街の中をただただ隠れる、逃げるという内容。その割に、全般に1シーンが無駄に長過ぎて終始中弛みしっぱなしに思えてしまうのはさすがに辛い。さすがにこれでは不味いと思ったのか突如サイコ野郎が登場するものの、ここまで来たらいっそのこと要らなかったのではと思う。
  • 地下駐車場のシーンでは昔で言うドリフターズのコントの劣化版、近年で言えば“ひょっこりはん”のネタのような展開が見られるけど、やはりこれもくど過ぎて飽きる。
  • 省吾が突如、夜明けになれば助かると言い出した時には正気を疑った。散々日中に追いかけっこしてたのに…。
  • 件の行方となる最終決戦(?)時の投げ遣り感漂う低品質CGIによる結末、そこからの超展開と、なんとなくこんな感じにすれば良い雰囲気で終われるんじゃねぇの的な唖然とするしかないラスト・シーン…実はしばらく(悪い意味で)ネタに出来る作品だった。
  • パルクールで獲物を追い詰める口裂け女とは随分斬新だと思ったのに、それが見られたのは冒頭のみで非常に残念。映像の見辛ささえ工夫すれば、この路線で面白そうなものが作れそうな気がする。
  • そういえば「私、キレイ?」の台詞が無かったな。
  • 続編『口裂け女VSカシマさん2』があるという驚愕の事実。あの続きからではなく仕切り直しらしいけど、違う意味の怖いモノ見たさで興味はある。

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