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2017/ USA , Canada/135min監督:Andy Muschietti
出演:Jaeden Lieberher , Bill Skarsgard , Jeremy Ray Taylor , Sophia Lillis , Finn Wolfhard , Chosen Jacobs , Jack Dylan Grazer , Nicholas Hamilton , Jackson Robert Scott , Owen Teague , Stephen Bogaert , Stuart Hughes , Molly Atkinson , Steven Williams , Megan Charpentier , Joe Bostick , Ari Cohen
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“それ”は、ある日突然現れる。 一見、平和で静かな田舎町を突如、恐怖が覆い尽くす。相次ぐ児童失踪事件。内気な少年ビルの弟も、ある大雨の日に外出し、通りにおびただしい血痕を残して消息を絶った。悲しみに暮れ、自分を責めるビルの前に、突如“それ”は現れる。“それ”を目撃して以来、恐怖にとり憑かれるビル。しかし、得体の知れない恐怖を抱えることになったのは、彼だけではなかった。不良少年たちにイジメの標的にされている子どもたちも“それ”に遭遇していた。 自分の部屋、地下室、バスルーム、学校、図書館、そして町の中……何かに恐怖を感じる度に“それ”は、どこへでも姿を現す。ビルとその秘密を共有することになった仲間たちは“それ”に立ち向かうことを決意するのだが…。真相に迫るビルたちを、さらに大きな恐怖が飲み込もうとしていた―。
(ワーナーブラザーズ公式チャンネル 予告編より転載)
- 原作はスティーヴン・キングが1986年に発表したホラー小説。実写作品としては1990年にテレビミニシリーズとして2回に分けて放送されているものの、劇場版としては初となる。
- 監督は『MAMA』のアンディ・ムスキエティ。
- 今作は原作の前半部分を映画化したもので、27年後を舞台にした後半部分は2019年9月に公開予定とのこと。
- 所謂コルロフォビア(道化恐怖症)の要素は大きいのは見ての通りながら、『スタンド・バイ・ミー』と『グーニーズ』を思い浮かべつつも、“それ”に目をつけられた子供が恐怖を感じる方法で追い詰められていくというアイディア自体が見事。
- ビルを演じたジェイデン・リーバハーはじめ、子役の演技力も見所の一つ、中でも紅一点ベバリー・マーシュを演じるソフィア・リリスは今後が楽しみな女優さん。
- 1990年版と比べてみると、まずはペニ・ワーズがスマートながらより魔物的な描き方をされている事に気付く。どちらが良いというのは観る人の好みが大きいので、一概には語られない。また、主な時代設定を50年代後半から80年代後半に変更したことによる背景や小道具の違いも面白い。映像面では撮影技術の向上の恩恵でよりグロテスク度合いや不気味さが増している一方、旧作のアナログ感も捨て難いのも事実。。
- 物語としては一旦ひと段落付いているけど、回収しきれていないエピソードは多い。後編ですっきりできるか。
- ペニー・ワイズを演じたビル・スカルスガルドがかなりのイケメンだった事に驚いた。『デッドプール2』にツァイトガイスト役で出てるけど、言われないと(言われても)わからないかも。
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