鋼の錬金術師

鋼の錬金術師
2017/Japan/133min
監督:曽利文彦
出演:山田涼介 , 本田翼 , ディーン・フジオカ , 蓮佛美沙子 , 本郷奏多 , 國村隼 , 石丸謙二郎 , 原田夏希 , 内山信二 , 夏菜 , 大泉洋 , 佐藤隆太 , 小日向文世 , 松雪泰子 , (声)水石亜飛夢

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幼くして天才的才能を持つエドと弟アルは、亡くなった母にもう一度会いたいと禁忌の「人体錬成」に挑んだ。しかし、結果は失敗。“錬金術とは等価交換である――”その容赦ない鉄則は、エドの左脚と、アルの身体すべてを奪い去った。瀕死のエドは、自らの右腕と引き換えに弟の魂をなんとか引き戻し、近くにあった鎧に定着させた。多くを失ったエドだが、諦めはしなかった。アルを元の身体に戻す。そう決心し、鋼の義肢、オートメイル(機械鎧)をつけた身で、史上最年少の国家錬金術師「鋼の錬金術師」になった。兄は、自分が巻き込んでしまった弟のために。そして弟は、命を捨てる覚悟で自分の魂を錬成してくれた兄のために。絶対の絆で結ばれた兄弟は、失った身体を取り戻すため、カギとなる伝説の「賢者の石」を求めて旅に出る。
(公式サイトより一部抜粋転載)

  • 荒川弘作の人気コミックを原作として実写映画化したファンタジー・アクション。
  • 監督は『ピンポン』『あしたのジョー』などの曽利文彦。
  • いつも通り原作未読。
  • 作品世界を理解するまではそれほど時間がかからずに済んだのは演出の手際の良さのおかげ。
  • とりあえず松雪泰子がエロい。
  • 大泉洋と小日向文世が登場した時点でそれとなく流れやオチが透けて見える気がする。
  • ストーリーは丁寧な語り口でわかりやすく、CGI重視の傾向が見られる映像はレベルが高く見どころも多い。ただ、どうしても日本人が西洋の名前を名乗ってコスプレしているようにしか見えず、一歩引いた感じでしか楽しめなかったのが残念。
  • 資料を集めている中で、原作ファンがいちゃもんレベルで酷評しているのを見かけたけど、一本のファンタジーものとしてはそこまで酷い出来とは思えない。もっとも、別物として観ろというならそのタイトルを使うなというのも理解できる。

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