DEATH RACE 4: BEYOND ANARCHY
2017/USA , Bulgaria/114min監督:Don Michael Paul
出演:Zach McGowan , Danny Trejo , Danny Glover , Fred Koehler , Christine Marzano , Yennis Cheung , Lucy Aarden , Nicholas Aaron , Velislav Pavlov
近未来のアメリカ。爆発的な犯罪の増加により都市は悪の巣窟と化していた。そこで政府は都市の一部に壁を築き凶悪犯たちを閉じ込めていた。そこでは殺人レース「デス・レース」が行われ、謎の覆面レーサー”フランケンシュタイン”が君臨していた。警察は制圧に動くがことごとく失敗。そんな時、囚人コナーが現れ、フランケンシュタインに闘いを挑むのであった。
(商品ページより転載)
- 『デスレース2000年』のリブート・シリーズ4作目。
- 監督は『トレマーズ ブラッドライン 』など多くの続編作を作ることが多いドン・マイケル・ポール。製作・脚本はポール・W・S・アンダーソン。
- 出演は続投組としてはダニー・トレホ、フレッド・コーラーぐらいで、後は新規組としてザック・マッゴーワン、クリスティーン・マルツァーノ、他。何故かそこそこシーン多めでダニー・グローヴァーも。
- ポストアポカリプス感溢れる雰囲気の中、バイオレンスとエロスで埋め尽くされた作品性は前作までより増量。切り株描写あり。
- フランケンシュタインが所謂“キャラ変”していることに戸惑う。
- 同じ作品を元としているのに、同じ様な時期に作られた『ロジャー・コーマン デス・レース 2050』とは随分と方向性が違って、おバカ要素が皆無。登場する車のデザインはシリーズで一貫して凶悪そうで格好良い。
- 主演のコナー・ギブソン役のザックがうっかりするとクリスチャン・ベールに見える時があって仕方が無いけど、多分気のせい。
- 一番の見せどころである11台のエントリーで行われる最後のレースでは、せっかく面白そうなキャラクタが揃っていたのに、ほとんど没個性で終わっているのが勿体無い。レース自体は埃と爆発塗れで迫力一杯。
- オチで用意されたサプライズで登場した人物は、実際のところそんなにサプライズでは無かった。
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