チャイルド・プレイ

CHILD'S PLAY
2019/Canada , USA/90min
監督:Lars Klevberg
出演:Gabriel Bateman , Aubrey Plaza , Brian Tyree Henry , Beatrice Kitsos , Ty Consiglio , David Lewis , Carlease Burke , Marlon Kazadi , Tim Matheson , (声)Mark Hamill

公式サイト

最先端テクノロジー企業・カスラン社の期待の新商品、"バディ人形"。引っ越しをして友達がいない少年アンディは、誕生日に音声認識やセンサー付きカメラ、高解像度画像認識などの機能が付いた高性能人形を母親からプレゼントされる。自らを"チャッキー"と名乗る人形だが、実は欠陥品だと判明。的外れな受け答えに最初はあきれるアンディだが、「君が一番の親友だよ」と話すチャッキーに次第に夢中になる。その後、"彼"が豹変することなど知らずに―。
商品ページより転載)

  • 全7作に亘る大ヒット・ホラー・シリーズを『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の制作陣が監督にラース・クレヴバーグを迎えてリブートしたアクション・ホラー。
  • 出演はガブリエル・ベイトマン、オーブリー・プラザ、ブライアン・タイリー・ヘンリー。チャッキーの声はマーク・ハミルが演じている。
  • 前シリーズの肝でもあったオカルト要素を排除し、AI搭載のハイテクロボットが暴走するお話となった事で同名であっても全く違う構造に仕上がっている。ただ、これはむしろ88年のオリジナル版の当初企画に近い設定とのこと。
  • 本作が制作されることを知った時は、チャッキーはCGIで表現されるんだろう思っていたけど、実際はアニマトロニクス人形で表現されていた。大正解だと思う。
  • サイコ化した人形が人を襲うという話で、剥いだ人面を被せたスイカをアップで見せるなど相当インパクトあるゴア描写が要所に配されてはいるけど、前シリーズに通じるユーモア性・コメディ要素もふんだんに取り入れられているため、観賞後は意外と陰鬱な後味にはならない。
  • ちなみに劇中で子供たちが笑いながら観ているホラー映画は『悪魔のいけにえ2』。そりゃチャッキーも顔の皮剥ぎたくなるよ。
  • チャッキーの顔はどう見ても決して可愛いとは思えず、これで売り出しても怖くて売れないのでは…と思う程不気味なのに、劇中では大ヒットとなっているあたりの価値観のズレ的な感覚も楽しい。
  • ところで名前付けの時に名無し状態のバディ人形はどの単語で“チャッキー”と聞こえたんだろうか。

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