がっこうぐらし!

SCHOOL-LIVE!
2018/Japan/101min
監督:柴田一成
出演:阿部菜々実 , 長月翠 , 間島和奏 , 清原梨央 , 金子大地 , おのののか , 相澤瑠香 , 朝日花奈 , 山本愛梨

公式サイト

シャベルを愛する胡桃、ムードメーカーの由紀、みんなのリーダー的存在の悠里は、私立巡ヶ丘学院高等学校・学園生活部に所属する女子高生。学校で寝泊まりし、24時間共同生活を送る学園生活部で“がっこうぐらし”を満喫中だ。みんなと一緒にご飯を食べて、みんなと一緒におしゃべりをして。屋上に作られた園芸部の菜園では、野菜だって収穫できる。「学校ってすごいよね。電気も水も野菜も作れるし、音楽室、図書室、放送室…。なんでもそろってる!」と由紀もご機嫌だ。学校には友だちもいるし、大好きな保健の先生・めぐねえの授業だって受けられる。そんな学校が本当に大好き。しかし元気いっぱいの由紀を、教室の外から胡桃と悠里が心配そうに見つめている。この学校は何かがおかしい…
(公式サイトより一部抜粋して転載)

  • 原作:海法紀光、作画:千葉サドルの同名コミックを『リアル鬼ごっこ』などの柴田一成監督で実写映画化した学園サバイバル・ホラー。
  • 出演はアイドル・グループ『ラストアイドル』の阿部菜々実、長月翠、間島和奏、清原梨央。他おのののか、金子大地など。
  • 例によって原作やテレビアニメ版は全くの未見。アイドル主演のゾンビ映画という程度の認識で視聴。加えてラストアイドルというグループについてもほとんど知らず、何だか申し訳ない。
  • ゾンビ映画では定番過ぎて手垢だらけの籠城ものを、女子高生と学校という組み合わせでやるという目の付け所が秀逸。
  • オープニングから続く青春ドラマには、底辺B級映画好きにはなかなか辛いものがあり、場違い感が拭えずに困った。ただ、そこは学校、女子高生というキーワードから予想できる展開なので、とりあえずゾンビ登場まで何とか乗り切るしかない。
  • 登場するゾンビは緩慢な動きだけど噛まれるとアウトのオーソドックスなタイプ。発生原因は描かれていない。
  • ゾンビ・メイクは血糊と汚し、カラーコンタクト程度。直接的なゴア描写や切り株表現はほとんどなく、コアなゾンビスキーには全く物足りないはず。さすがにスコップでタコ殴りしたら血飛沫ぐらいは欲しかった。
  • 主演4人の娘さんについては、ビジュアル面はもちろん演技方面も全く申し分なし。
  • おのののか演じる“めぐねぇ”佐倉慈に隠された謎は、演出があからさま過ぎてサプライズにならなかったのが何だか残念。
  • ゾンビ映画定番要素をしっかり抑えながらも、前向きなストーリーが繰り広げられる展開が心地良い。ただのアイドル映画としてスルーしてしまうには勿体無い。

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