ゲゲゲの鬼太郎

ゲゲゲの鬼太郎
2007/Japan/103min
監督:本木克英
出演:ウエンツ瑛士 , 井上真央 , 田中麗奈 , 大泉洋 , 間寛平 , 利重剛 , 内田流果 , 橋本さとし , 中村獅童 , 小雪 , 西田敏行 , (声)田の中勇

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リミットは満月の夜! 運命を変える最凶の石を取り戻せ! 世界を揺るがす戦いが、今始まる!
ゲゲゲの森で父親の目玉おやじや猫娘ら仲間たちとのんびり暮らす鬼太郎のもとに、ある日届けられた一通の手紙。それは恐るべき魔力を秘めた<妖怪石>をめぐり、妖怪界と人間界を揺るがすことになる大事件のはじまりだった。ひょんなことから妖怪石を手に入れたのは人間の実花と健太姉弟。石のパワーを手に入れようと、次々に襲い掛かる邪悪な妖怪たちから2人を助けた鬼太郎は、妖怪石を盗んだ張本人として濡れ衣を着せられ、妖怪大法廷にかけられることに。満月の夜までに石を取り戻せなければ命はない。
今、善と悪、様々な妖怪たちを巻き込み、史上最大の戦いが始まる!

公式サイトより転載)

  • 言わずと知れた水木しげる氏著の人気妖怪漫画を原作としたファンタジー・アドベンチャー。一応ホラー?
  • 監督は『釣りバカ日誌』シリーズなどの本木克英。
  • ウエンツ瑛士が扮した鬼太郎の姿に賛否両論が起きる事は必然かもしれないけど、個人的感想では背の高さがイメージより大きく、スリムで大人寄りになり過ぎて違和感を感じる。その他のキャラクタ、例えばキャスティングに賞賛を贈りたいほどイメージ通りの田中麗奈扮する猫娘、大泉洋のネズミ男、室井滋の砂かけ婆などあまりのハマリっぷりに比べてしまうと一層の事となるけど、不思議なものでお話が進むにつれて気にならなくなってくる。
  • お話の方はいかにも劇場版作品といえる程にバラエティ色豊かな仕上がりであり、ファミリー向け作品としては無難な出来、といったところ。確かに台詞のみでストーリーを進行させてしまう手抜きやお手軽さ加減の多さには閉口気味となるものの、多彩なゲスト出演者によるお祭り的な作品として真面目に観るような作品ではないのは明らかなので、素直に“実写になった鬼太郎”の醍醐味を味わいたいところ。

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