日本名作怪談劇場 怪談 牡丹燈籠

日本名作怪談劇場 怪談 牡丹燈籠 
1979/Japan/45min
監督:原田雄一
出演:佳那晃子 , 佐藤仁哉 , 牧冬吉 , 白石奈緒美

公式サイト

八百石の旗本の娘・お露は、恋人の新三郎が浪人であるために仲を認めてもらえず辛く悲しい日々を過ごしていた。そんな中、別の男と婚礼をあげることになったお露は、将来を悲観し自害。その後を追って自害した女中のお米とともに、亡霊となって新三郎の元を訪れる。そうとは知らない新三郎は屋敷を出たというお露を信じ、契りを結ぶがその後、異常なまでに痩せ細っていく新三郎を見兼ねた隣人が医者に診察を依頼。新三郎は、幽霊に取り憑かれたことで死期が迫っていると知るのだった・・・。
作品情報ページより転載)

  • 1979年に東京12チャンネル(当時、現:テレビ東京)で『日本名作怪談劇場』として放送された怪談シリーズ第9話。
  • 原作は三遊亭円朝の創作落語『牡丹燈籠』からの抜粋版。
  • 個人的には、フジテレビ系『時代劇スペシャル』枠で1981年に製作された林与一主演版の『怪談牡丹灯篭』と併せて、お露と言えば佳那晃子と思う程ハマり役。(ちなみに1994年にフジテレビ系で製作された『KWAIDAN III 牡丹燈籠』ではお露の侍女お米役で出演)
  • 本作のオチでは新三郎は自らお札を剥がす事をせず(短編怪談版)、隣に住む伴蔵夫婦と幽霊の取引パターン(長編人情噺版)が採用されているが、その後の幽霊の急な逆ギレが何だか新鮮。

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