家

BURNT OFFERINGS 

1976/USA , Italy/116min
監督：Dan Curtis
出演：Karen Black , Oliver Reed , Burgess Meredith , Eileen Heckart , Bette Davis , Lee H. Montgomery , Anthony James

公式サイト

静かな森に囲まれた白亜の豪邸を借り、ひと夏を過ごそうとやって来た一家。家主の老兄妹が出した条件はひとつ。最上階に住む彼らの母親に食事を運ぶこと。だが、老夫人は決して姿を現さず、妻マリアンの不安はつのるばかり。高齢の伯母エリザベスは体調を崩して衰弱、夫のベンも何かに憑依されたように奇行が増える。邸内では突然、部屋中の時計が轟音を奏で、有毒ガスが漏れ、温室の枯れた花が一斉に息を吹き返すなど怪現象が頻発。やがて館に起こる驚くべき異変とは―。
（商品ページより転載）

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• 監督・製作・脚本：ダン・カーティスによるオカルト・ホラー。
• 出演はカレン・ブラック、オリヴァー・リード、バージェス・メレディス、ベティ・デイヴィス他。
• 家もののホラーと言えば『悪魔の棲む家』に代表されるように、家に悪霊が取り憑いて主人公を破滅させるといった筋書が浮かぶところ、本作は家そのものが悪意そのものであるところが面白い。
• スプラッタなどの派手とは対極の不気味な雰囲気と、心理的な不安感を覚えさせる演出だけでこの恐さを伝えきるダン監督はさすがと言う他ない。
• ベティ・デイヴィス演じるエリザベスやアンソニー・ジェイムス演じる運転手が不気味なのは狙い通りだろうけど、結局のところカレン・ブラックの顔が一番怖い。
• 後日談として撮影に使われた家は、実際に所謂“事故物件”だったと…。