アリータ:バトル・エンジェル

ALITA: BATTLE ANGEL 
2019/USA , Japan , Canada/122min
監督:Robert Rodriguez
出演:Rosa Salazar , Christoph Waltz , Jennifer Connelly , Mahershala Ali , Ed Skrein , Jackie Earle Haley , Keean Johnson , Jorge Lendeborg Jr. , Lana Condor , Idara Victor , Jeff Fahey , Eiza Gonzalez , Derek Mears , Leonard Wu

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天空に浮かぶユートピア都市“ザレム”と、そこから排出された廃棄物が堆積する荒廃したクズ鉄町“アイアンシティ”。ある日、サイバー医師のイドはクズ鉄の山から少女の頭部を発見し、新しい機械の身体を与えアリータと名付ける。記憶を失ったままのアリータだったが、襲ってきた敵からイドを守るために戦った際、自分に驚異的な戦闘能力が備わっていることに気づいてしまう。彼女は、300年前に創られた“最強戦士”だったのだ。自分と世界の運命に立ち向かうアリータの戦いが今、始まる!
(公式サイトより転載)

  • 木城ゆきと原作の漫画『銃夢』を製作・脚本:ジェームズ・キャメロン、監督:ロバート・ロドリゲスで実写映画化したSF・アクション。
  • 出演はローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリ、エド・スクライン、ジャッキー・アール・ヘイリー他。 ●原作は未読。再現度やオリジナル性などは不明。こればっかりだな。
  • まずはCGIで表現された主人公アリータそのものが見どころの一つ。CGIでリアルな人間を表現しようとすると“不気味の谷”と評される違和感が付きまとうのが常。本作では逆手にとり、目を大きくして不自然さを強調することでサイボーグだというアピールに転化させることに成功している。原作のキャラクタに近付けるという意味でも実に上手いやり方。
  • 前半で博士がアリータを組み上げる流れはどうしても『鉄腕アトム』を想起させるのは仕方がないところか。やがて戦士として覚醒し戦いに身を投じる様になると、戦うヒロイン路線としてノンストップの爽快感溢れる面白さが待っている。
  • 向かうところ敵なしであまりにも強いキャラクタというのは、むしろ頼もしくて面白さに繋がる事を改めて認識。
  • 製作陣の顔ぶれからわかるように映像の拘りは相当なもの。テンポが良過ぎて展開が早いのが若干気になるけど、アクション製の高い娯楽作品としては正解かと。
  • 一応続編製作の話はあるようだけど、現時点では“前向き”ということぐらいしか報じられていない。

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