ロボット2.0

2.0 
2018/India/147min
監督:S.Shankar
出演:Rajinikanth , Akshay Kumar , Amy Jackson , Adil Hussain , Sudhanshu Pandey , Kalabhavan Shajohn , Ananth Narayan Mahadevan , Mayilsamy , Ishari Ganesh , Kaizaad Kotwal

公式サイト

ある日、突然、インドの街からすべてのスマートフォンが消えた。そして携帯業者や通信大臣がスマホに殺されるという殺人事件が次々に発生。バシー博士(ラジニカーント)は助手のニラー(エイミー・ジャクソン)とスマホの行方を追ううちに、無数のスマホが合体し巨大な怪鳥に変身していることが判明。やがてその巨大怪鳥は人類を襲いだし、軍隊でも抑えきることのできないモンスターと化す。バシー博士は、かつて封印された、あの伝説のロボット「チッティ」を復活させ、人類を守ることを思い立つ。しかしそれはインド中を巻き込んだ、壮大なバトルの幕開けとなった!
(公式サイトより転載)

  • 監督・脚本:シャンカール、主演:ラジニカーントによるSF・アクション・コメディ続編。
  • 前作が空前の大ヒットを受けての製作で、より過激に、より派手になるのを予想するのは容易く、また期待するのも当然。
  • 実際、現代必須アイテムと化したスマートフォンについて環境問題をストレートに訴えながらフィーチャーした奇想天外かつ無茶苦茶なストーリー展開と、圧倒的な物量と情報量を詰め込んだCGIを駆使した豪華な映像は、これぞボリウッド・エンターテイメントというものを堪能出来る…のは間違いないんだけど、隙があれば捻じ込まれるはずの大人数による歌とダンス・シーンがエンディングでしか見られなかった事でインド映画らしさが薄まっていた感じがしたのがなんだか残念。
  • 実は映倫区分:G(どなたでもご覧いただけます)の割りに、所々でブラック・ジョークでは済まない要注意レベルのグロテスク・シーンがあったりする。
  • エイミー・ジャクソン演じる本作のヒロイン・ニラーは非常に有能なクール・ビューティなのに活躍するシーンが少ないのが勿体無い。でも、好みで言わせてもらえば前作のサナ役アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャンの方がいいなぁ(何が?)
  • 巨大鳥人間と化したパクシをみる度にあの伝説の実写版『デビルマン』を思い出してしまう自分が厭。
  • ところで、前作ではステッカーやブックレットを封入したBDが発売されていたのに、本作は通常版DVDのみでBDリリースなしという販売形態なのはなんとも寂しいところ。

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